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嵐山錦秋2              文と写真 ゆこ

        京都嵐山の晩秋を訪ねる第二弾です。
       ちょっと時期を失した感じがします。
       なんとか、めちゃくちゃになった写真の更新を元に戻そうとしていますが、
       こんなありさまです。ごめんなさい。
   
JR嵯峨嵐山駅ここはトロッコ列車 車両基地になっています 旧国鉄の廃線を利用した トロッコ列車は今や大人気です トロッコ嵐山駅竹林の道にあります
ちょっと人が混み始めた でもまだホームは寒々としてぬくもりがなく 乗客達が乗り込むのを待っています 駅前には人力車が客を待ちながら案内をしています。ただ、カメラは嫌いらしい 小倉池トロッコ嵐山駅から北に向った風情あるため池
水面を波立たせているのは カモの群れ
 もちろん野鳥です
あたりには人家があり、家々の庭の 小路にはみ出したもみじが朝日を透かして
道も通る人も空気さえも紅葉に染めていました お金持ちの豪邸もあり、 手入れされなくなった廃屋あり、 常寂光寺開門前の静けさはいいですね ちょっと隙間から覗いてみました
常寂光寺の裏手に回ると そこもまた、良い雰囲気でした 待ちに待った開門です この奥さんはカメラの妨害ではなく、蜂が危険だと自ら身を挺しています。 紅葉はどこで眺めても美しい。しかし、
空にそれを引き立たせるシチュエイションがあると 更に素晴らしい。 本当に錦と言うべきでしょう
金襴の衣装の秋物には 確かに職人の手によって この紅葉が織り込まれていると 感動しました。
回遊式庭園に改造された 境内を何を見ながら考えながら 観光客達は歩いているのだろうかなどと 余計なことを考えながら
 (^^;;
和服姿の裕福なご婦人の姿にも、羽織を脱いで 着物の柄を見せてくれたらきっと良い写真が撮れるかもと
天龍寺北口竹林の道に面しており、 入園することはできますが逆方向です 広大な境内は晩秋
建物に入る前に有名な庭園をひとめぐり
どうだんツツジの巨木は何百年かの間、この庭が 変わっていないことを示しています
天竜寺方丈 偽物の舞妓さんでした
凄くガラの悪いおばさんでした
雲龍図天竜寺本堂の後ろの襖絵です
素晴らしい迫力でした
ただ、じっと見入ることが出ないほどの
沢山の観光客で、また寒くなってから来ようと思いました 建物が切り取る庭の空間がやはり紅葉を引き立たせてくれます 夢窓国師(むそうこくし)達磨大師といわれ、この寺の開祖です 花頭窓(かとうまど)からの眺めも好きです
もう少し後ろから撮れば手前の軒の陰も入ったのですが テレビ中継され長い列が出来ていました
保津川トロッコで着いた先から くだってきた人たちです 強い風で枯れ葉が星をまいたように散っていました 船遊びもいいですね 時計を見るとこの時間
なんと渡月橋は歩行者天国のような状態に もうこれ以上は散策ではないとあきらめ 嵐電(らんでん)京福電鉄嵐山線で帰ることにしました 良い雰囲気の電車でしょうお気に入りです