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  2017年度 博物館紀行

  
 目次   Ⅰ.信州の縄文1
   5/08~5/14
  1.伊那谷の縄文
  2.小海線沿線
  3.佐久・上田の縄文
  4.飯田市周辺 
  Ⅱ.三重県津市
 10/15(日)
 三重県総合博物館
  
  .安城・信州2
 11/21(火)~24(金)
 1.安城市歴史博物館
 2.塩尻市
 3.篠ノ井
 4.南アルプス市
  Ⅴ.壱岐・長崎    
 Ⅰ.信州の縄文1 伊那谷・諏訪・北杜市・小海線沿線・上田盆地
 
  1.伊那谷の縄文 2017.05.08(月)~14(日)

    趣旨 「天竜川沿岸の地域は、縄文海進から逃れた関東の縄文人が、富士山麓を、東から甲府を通って、
         また、東海の縄文人が西から天竜川を遡って
         中部高地に逃れ、新しい文化を花開かせたことは、2013年中部地方の縄文、火焔街道を行くで知っていました。

         その後、ある日偶然に遭遇した宮田村のホームページに衝撃を受けました。
         それは、残雪を背景に、美しい縄文土器・石器が並べられたホームページの写真でした。

         タイトルバックの写真が残雪のアルプスであったため、とても強烈な印象でした。
         また、こんな形で縄文文化をアピールした自治体はどこにもなかったことにも強く打たれました。

         そして調べていくうちに、伊那谷には沢山の縄文博物館があり、多数の遺物があることがわかりました。

         昭和50年代(1975年~) から始まった中央高速道路の建設に伴い、伊那谷では各地で数多くの遺跡と膨大な遺物が出土しました。
         このため、各村々に収蔵展示施設が建設されました。 以後40年余りを経て展示館が老朽化し、発掘ブームも去りました。

         発掘された膨大な資料と沢山の展示館の密集は、あるいは新築され、あるいは、押し込められ、破壊が進行するものもあります。
         ここで、もう一度この、列島でも稀な遺跡密集地帯に注目することは、とても大切なことだと思います。

 
 
  2.小海線沿線
    趣旨  小海線沿線は、私が信州を旅した最初の地であり、友人との思い出の地であります。
         小淵沢駅から清里駅へ行き、野辺山駅まで歩きました。逆だったかな。

         国鉄の周遊券という、魔法の切符が使えた、夢のような時代のことです。

         その時の旅行で、夏にも溶けない残雪が山の斜面に光っていることや、涼やかな信州の夏旅の魅力を知り、
         その後今日まで、何度も旅をすることになりました。そして、あこがれのウエストン祭にも参加することが出来ました。

    考古的興味
         さて、八ヶ岳東部、小海線沿線の高原地帯は先史からの広大な狩猟場であったと思われ、以前、北相木村考古博物館も訪れました。
         そこで、この沿線にある考古博物館を調べ、訪ねることにしました。


  3.佐久・上田盆地の縄文

    趣旨 福島の縄文を調べているうちに焼町式土器にであいました。それは、浅間縄文ミュージアムに展示されていることがわかりました。
        この地域は、 北関東と信州中部・北部を結ぶ交通路にあたり、甲府盆地とは違った縄文文化があるのではないかと探ってみました。


  4.飯田市周辺  前回欠落した二館を訪問しました。


                    伊那谷の博物館 (北から南へ)

伊那谷の博物館地図

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1020×1675
名称 電話 休館日 撮影の可否・注意・備考
1 箕輪町郷土博物館  0265-79-4860 月・祝日 可 縄文の双口土器
×南箕輪郷土館 0265-76-7007 平日開館 可 ドクロの人体文土器で有名
         
 2 伊那市考古資料館 0265-78-4111  常時閉鎖  可 3日前までに予約 
 3 伊那市創造館 0265-72-6220 可 神子柴遺跡展示館 
×高遠町歴史博物館  0265-94-4444 月・祝日の翌日 撮影禁止
   
4 宮田村文化会館   常時閉鎖 可 要予約 極薄土器
宮田村民会館 教育委員会 0265-85-2314 土日祝 予約連絡先
 
×駒ヶ根市郷土館   0265-83-5011 可 撮影できる状態ではない 
5 駒ヶ根市立博物館  0265-83-1135 可 収蔵庫内での撮影 提手付土器
6 駒ヶ根市あゆみ館 可 展示物僅少
         
 7 飯島町歴史民俗資料館陣嶺館 0265-86-3111 常時閉鎖 可 要予約
飯島町歴史民俗資料館・飯島陣屋 0265-86-4212 月・祝日の翌日 可  近世資料館、支払いはこの館要訪問
         
8 中川村歴史民俗資料館  0265-88-1005  火・木開館9-4 可 土偶
9 松川町資料館      0265-36-3746 可 多頭石斧
10 豊丘村歴史民俗資料館 0265-35-9066 火・金・土開館  
11 高森町歴史民俗資料館 0265-35-7083 月・祝日の翌日 可 新館と本館に大量のよく整理された遺物
12 喬村歴史民俗資料館 0265-33-4508 火・木・日開館
         
13 上郷考古博物館   0265-53-3755 月・祝日の翌日 可 新しい博物館 大量の収蔵物あり
14 飯田市美術博物館  0265-22-8118  月・祝日の翌日 美術以外は撮影可考古もある
15 飯田市考古資料館  0265-26-9009  月・祝日の翌日 可 公開禁止伊那地方の主要遺物を収蔵
         
16 大鹿村中央構造線博物館 0265-39-2205 月・火 可 伊那谷の形成。列島の形成
17 大鹿村歴史民俗資料館 0265-39-2244 月・火 可 大鹿村の暮らし
 
                    諏訪湖と周辺地域の博物館

諏訪・小海線・佐久・
上田の博物館地図

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826×948
名称 電話 休館日 撮影可非・備考・注意
塩尻市平出博物館 0263-52-1022 不明 未訪問 重要な館 焼町式土器
1 岡谷美術考古館 0266-22-5854 10:00-19:00 可 諏訪湖地方唯一の撮影可博物館
 
下諏訪町立諏訪湖博物館 0266-27-1627 撮影禁止 湖周辺はほぼ撮禁
×下諏訪町立歴史民俗資料館 0266-27-8827 考古資料なし
諏訪市博物館 0266-52-7080 月・祝日の翌日 撮影禁止
茅野市神長官守矢史料館 0266-73-7567  可 
        
2 長和町原始・古代ロマン体験館 0268-41-8050 可 黒曜石と考古資料
3 鷹山黒曜石体験博物館 0268-41-8050 可 黒曜石と考古資料
         
  尖石縄文考古館  0266-76-2270  可 超有名な考古館です
4 茅野市八ヶ岳総合博物館 0266-73-0300 可 暗く見づらい
     
  原村歴史民俗資料館 0266-74-2701 年末年始 撮影禁止 環状列石
井戸尻考古館 0266-64-2044 月・祝日の翌日 可 超有名な考古館
  富士見町歴史民俗資料館  0266-65-3572 月・祝日の翌日 可 超有名な考古館
         
5 北杜市考古資料館 0551-20-5505 可 八ヶ岳文化圏の膨大な資料を展示
6 金生遺跡     可 壁立ちの柄鏡形敷石の竪穴式住居
 
×北杜市郷土資料館 0551-32-6498 月・祝日の翌日 考古資料無し 考古資料館に統合された
×小淵沢郷土資料館 0551-36-2142 月・祝日の翌日 考古資料無し 考古資料館に統合された
         
  南アルプス市ふるさと文化伝承館  055-282-7408 可否不明 鋳物師屋遺跡の遺物
 
            小海線沿線の博物館 (南から北へ)
 
名称                     電話       休館日 撮影可非・備考・注意
7 南牧村美術民俗資料館 0274-87-2417 月・火・祝 可 冷涼な高原地帯の縄文文化
8 川上村文化センター 0267-97-2000 月と月末日 可 大変暗い 大深山遺跡
北相木村考古博物館 0267-77-2111 月・祝日の翌日 可 岩陰住居・洞窟住居
9 小海町図書館 (楽集館・がくしゅうかん) 0267-92-2391 可 大変暗い
10 北沢大石棒 第1目標0267-86-2172 油屋製菓店 可 田んぼの畦
第2目標0267-85-2273 850m先にあり 地図参照
 
               佐久・上田の博物館
 
佐久平 名称 電話         休館日       撮影可非・備考・注意
11 浅間縄文ミュージアム 0267-32-8922 月・祝日の翌日  新しいよく練られた展示 焼町式土器の中心地
軽井沢町歴史民俗資料館 0267-42-6334 考古資料僅少
佐久市立望月歴史民俗資料館 0267-54-2112 月・祝日の翌日 撮影禁止 柄鏡形住居址 未訪問
  嬬恋郷土資料館 0279-97-3405 撮影禁止 黒色磨研注口土器 火山災害博物館
上田        
12 上田市立丸子郷土博物館 0268-42-2158 月・祝日の翌日 撮影禁止 土偶形容器 是非行くべき博物館です
13 上田市立信濃国分寺資料館 0268-27-8706 水・祝日の翌日 撮影禁止 旧石器~古墳もよく収集されている
上田市立博物館 0268-22-1274 撮影禁止 考古資料なし
 
東御市田中資料館 0268-62-3873 土・日・祝 非公開 埋文 収蔵庫 修復作業所 教委に申し込む
×海野宿歴史民俗資料館 0268-64-1000 12月末-2月末 考古資料なし
×真田氏歴史館 0268-72-4344 考古資料なし



       伊那谷旅行では、駒ヶ根市を足場にして各地を巡ることにしました。


 第1日 5/08(月) 晴れ時々曇り 22℃-6℃       駒ヶ根グリーンホテル宿泊

 日程
     名鉄バスセンター 8:30→11:05 駒ヶ根バスターミナル →駒ヶ根グリーンホテル11:10→11:25ニコレン駒ヶ根0265-83-3434 11:35出発→

     →(3.1km7分) 11:45 宮田村役場0265-85-3181 向かいの中越遺跡 →(550m3分) 12:20 宮田村民会館(教育委員会)0265-85-2314
     →(4.2km9分) 12:30 宮田村文化会館 0265-85-4155  →宮田宿本陣「旧新井家住宅」  
     →(18.8km34分) 14:50伊那市考古資料館15:30 →(7.4km16分) 15:50 伊那市創造館 0265-72-6220



 行程
    名古屋駅隣の名鉄バスセンターから 8:30発高速バスで11:05 駒ヶ根バスターミナル着。
    近隣の駒ヶ根グリーンホテルに荷物を預け、徒歩でニコレン駒ヶ根へ徒歩15分。ニコレン出発11:35

 花の季節の訪れ
高速バスの窓外にはリンゴの花が
延々と咲き続いています
残雪の山々が田植前の圃場に映える リンゴの木 リンゴの花 姫リンゴ 姫リンゴの花 花いっぱいの家々
こぼれ種がこんなに美しく どこでも清冽な小川が流れて 誰も踏みしだかない。優しい心根 黄色ツツジ ビロードのような
牡丹の花


  伊那谷はリンゴの花が咲き乱れる、花の季節
      名古屋付近の山々はすっかり夏色でしたが、進むにつれ、次第に季節を逆行し、萌えいでた木々の若葉色が美しくなり、
      伊那谷に入ると、高速道路の両側に、辺り一面にリンゴの花が延々と咲き続き、さながら桃源郷でした。

      町の中でも、家々は塀を巡らさずに、咲き乱れる庭の花を、行く人に解放してありました。

  ①中越遺跡 11:45

    伊那谷の土はふかふかの絨毯
    まず、宮田村役場前の中越遺跡に行きました。遺跡公園に足を踏み込むと、ふわふわして、まるで、ふかふかの絨毯のようでした。
    氷点下10℃にもなる寒冷な伊那谷では、霜柱が土壌を持ち上げ、そのまま凍結乾燥して、こうなるのです。

    家屋の土台は大丈夫なのかとか、植物にとっては硬く締まった土が柔らかくなって、空気が入っていいのだろうとか、、。
    時間があったので役場で観光パンフレットなどを頂きました。宮田村にはウイスキーの醸造所あるようです。

    12:30に宮田村民会館 (教育委員会)で予約・待ち合わせ、宮田村文化会館 (展示場所)へ行って開けていただきました。


  ②宮田村文化会館 常時閉鎖中

    複製不能と言われる極薄の土器でした。極厚で知られる縄文土器が、弥生土器よりも薄い極薄の作りになっていました。
    最初に宮田村に来てよかったと思いました。多数の遺跡と、特徴的な土器。幸先いいと思いました。

    撮影後、隣接する宮田宿本陣 (旧新井家住宅見学) も合わせてご案内いただき、14:20に終了しました。

残雪と宮田村役場

中越遺跡

ふわふわの地面
大量のタンポポでまっ黄色だったのでしょう 超極薄土器

板葺屋根に石を置いた不思議な建築きっと、風が強いのでしょう。

仲仙寺参道

不思議なしめ縄

  ③伊那市考古資料館 (宮田村文化会館→18.8km34分) 常時閉鎖中

    15:00に解錠・開館をお願いしていました。カーナビには地主である仲仙寺の番号を入れました

    仲仙寺 (写真↑)
    寺院に謎のしめ縄
      天台禅のこの寺には、双の神木に綱を渡し、そこに見たこともない、ネットが張られ、蛇を象徴する造形が掛けられていて、驚きました。
      いまだかつて見たこともない、仏教とは無縁に思えるこのような呪術的な装飾は、きっと古い祭祀ではないかと思いました。

      この寺院は、辺り一帯では最も古い寺院で、弥生からの呪術儀礼を受け継いでいるのではないかと思われます。

    資料館
      境内地に建てられた資料館には、中央自動車道の工事で出た膨大な土器・石器と、近世の馬市を描いた絵馬を見て、
      まだ、時間がある、伊那創造館に行ってください。に押されて、飛び出しました。15:40終了


  ④伊那市創造館 (資料館→7.4km16分) 0265-72-6220 10:00-17:00火曜休館 16:00に到着、16:50終了

    ここには神子柴遺跡出土の神子柴型石器が展示されています。もちろん、他の土器や石器もですが。
    伊那市はこの館をメインの資料館にしています。必死で写真撮影し、本日終了。ホテルに帰着。


   レンタカー は借りっぱなしではなく、毎日返却し、翌朝借りることにしました。すると、予想しなかったことが起こりました。
    ニコレン駒ヶ根の人々はとても地元情報や考古知識が豊富で、借りたり返したりの僅かな時間に、とても沢山の情報をもらいました。


   感想 本日3館を訪ねましたが、どこでも、大変親切にしていただき、とても満足した取材ができました。

 駒ヶ根グリーンホテルには、45年前、投宿して駒ヶ岳千畳敷カールに登りました。
  ※ホテルのコインランドリーは乾かない。レンタカーなら、徒歩12分の西友駒ケ根店(24時間営業)のコインランドリーに行くこと。

 伊那谷のホテル
   駒ヶ根市  駒ヶ根グリーンホテル0265-83-1141 ¥4500 ¥5000
          ホテルあさひや     0265-82-5000 ¥5500
   伊那市   第一ホテル島田屋   0265-72-3108  ¥4600
          エビスホテル       0265-72-3560  ¥4800
          ホテルセンピア     0265-77-1002  ¥5400
   飯田市   ファミリーハウス民宿若松 0265-24-4815 ¥3240シングルルーム予約
          シルクホテルアネックス   0265-23-8383 ¥4860
 


   撮影旅行の効率を上げるため、館では、なるべく撮影に集中して時間を短縮するようにしました。
   ただし、館の委託管理者が女性の場合には、適度な会話が必要でした。



 第2日 5/09(火) 曇のち雨 18℃-9℃  各館移動と撮影で約1時間を要しました。

 日程 ニコレン8:30→
     →(14.4km24分) 中川村歴史民俗資料館 0265-88-3452 火・木開館              9:00―10:00
     →(6.3km14分) 松川町資料館        0265-34-0733 水曜休館10:00~ 旧石器~縄文 10:00―11:00
     →(7.8km12分) 豊丘村歴史民俗資料館 0265-35-9066 火・金・土のみ開館         11:00―12:00

     →(5.1km9分) 喬木村歴史民俗資料館たかぎむら0265-33-4508 火・木・日開館       12:00―13:00
     →(6.5km14分) 高森町歴史民俗資料館 0265-35-7083 月休 本館2Fと新館に考古展示あり13:00―14:00

     →(6.7km12分) 上郷考古博物館  0265-53-3755月            14:00―15:00
     →(1.8km6分) 飯田市美術博物館 0265-22-8118 月休          15:00―16:00
     →(8.0km18分) 飯田市考古資料館 0265-26-9009 月・祝日の翌日   16:00―17:00


 行程
  ①中川村歴史民俗資料館 (レンタ→12.6km20分) 0265-88-3452火・木開館9:00-16:00
     この館の、土偶は、山形県立博物館の「縄文の女神」と同型式でした。          10:00終了

  ②松川町資料館 中川村(→6.3km14分)  0265-34-0733 水休館10:00~ 旧石器~縄文  11:00終了
     神子柴型尖頭器・多頭石斧という縄文時代の武器、が出土しています。

  ③豊丘村歴史民俗資料館 (松川村→7.8km12分) 0265-35-9066 火・金・土のみ開館 9:00-16:00
     埋甕の成形時に、マメ科植物の種の上を転がして外側や内側に押し付けて焼いた特殊な土器が出土しました。 12:00終了

               ④喬木村歴史民俗資料館たかぎむら (松川村→5.1km9分) 0265-33-4508 火・木・日開館
                 ここを忘却して飛ばしてしまいました。ここには膨大な資料があります。 撮影所要時間1.5時間でした。

  ⑤高森町歴史民俗資料館 (喬木村→6.5km14分) 0265-35-7083 月休
     本館2Fと新館に考古展示あり。非常によく整理された膨大な資料が展示されています。 13:30終了

  ⑥上郷考古博物館 (高森町→1.8km5分) 0265-53-3755 月休
     新しい館で沢山の資料が展示されています。大変暗く、撮影は困難でした。  15:00終了

               ⑦飯田市美術博物館 (上郷→8.0km18分) 0265-22-8118 月休
                  この日、HPに載せずに臨時休業していました

  ⑧飯田市考古資料館 (美術博物館→40.1km42分) 0265-26-9009 月・祝日の翌日休撮影可だが公開禁止   16:50終了

     下伊那地域の中央部にありこの地には、東海系の半島古墳文化が見られ、多数の古墳が分布しています。
     旧石器から古墳時代まで、伊那地域の多くの資料を収蔵展示している重要な館です。

  ※この日とばした2館は、後日、再訪しました。


中川村土偶↑

松川村縄文時代の多頭石斧
武器か祭祀具か↑
高森町歴史民俗資料館↑ 上郷考古資料館
ホントに暗い↑
飯田市考古資料館
重要な資料を収蔵↑
箕輪町郷土博物館
双口土器
珍しい縄文土器↓
駒ヶ根市博物館
提手付土器
手提げを模した↓

 
 第3日 5/10(水) 雨後曇り 16℃-8℃寒冷

 日程 ニコレン8:30→
     →(9.2km17分) ①飯島町歴史民俗資料館・陣嶺館0265-86-3111の生涯学習課 旧石器有   予約9:00-10:30
              ②陣屋0265-86-4212  長野県上伊那郡飯島町飯島2588-2 陣嶺館

     →(32.4km39分) ③箕輪町郷土博物館 双口土器  0265-79-4860 月・祝日             11:00―12:00

     →(26.5km32分) ④駒ヶ根市立博物館0265-83-1135 事務所で収蔵庫の閲覧・撮影申請     12:30―13:30
     →(3.8km9分)  ⑤駒ヶ根市郷土館  8 9:00-17:15                  13:45-14:00
     →(9.1km19分)  ⑥駒ヶ根市あゆみ館  0265-83-778 9:00-17:15                  14:30-14:45


 行程
  ①飯島町歴史民俗資料館・陣嶺館 (レンタ→7km11分) 常時閉鎖中 0265-86-3111の生涯学習課に連絡 旧石器有り

    9:00に予約 陣嶺館には電話がない。飯島陣屋0265-86-4212を起点にしようと、カーナビに入れたら、でたらめに誘導された
                   (陣嶺館の住所: 長野県上伊那郡飯島町飯島2588-2 )

            困っていると、たまたま、駐在所のマン前に出たので尋ねてから行きました。旧石器から古代まであります。
            資料館・陣嶺館と飯島陣屋は共通入場券で、最後に陣屋へ入場し、見学して支払う必要があります。


  ②箕輪町郷土博物館 (陣嶺館→26.9km31分) 0265-79-4860 月・祝休 12:00~
    ここには縄文時代の双口土器があります。撮影の可否を尋ねると、傍から撮れるように口添えしてくれる館員がいて、撮れました。
    弥生の双口土器は見かけますが、縄文の遊牧民の名残の土器は、大変珍しいと思います。


  ③駒ヶ根市立博物館 (箕輪町→25.7km30分) 0265-83-1135 事務所で収蔵庫の閲覧・撮影申請する。常設展はなく、館内は空っぽ。貸し会場です
    無残な考古資料
    収蔵庫内は、簡単な仕分で詰め込まれた大量の遺物がキャプションもなく、また、せっかく復元処理した土器が、粉々になっていました。
    その中で、カゴのように上にまあるい取っ手の土器があり、他の伊那谷の遺跡にはない、大変珍しいものだと思いました。 13:30~14:00


  ④駒ヶ根市郷土資料館 (博物館→3.6km8分)
    撮影不可
     撮影後、館員に、駒ケ根市郷土館にもあるから是非にと言われ行きました。そこは駒ヶ根高原で大変景色の良い所でした

     ここは、ガラスケースが光って撮れない。


  ⑤駒ヶ根市あゆみ館 (郷土館→9.1km19分) 0265-83-778 9:00-17:15 大きな完形が少しあるだけ。

    カーナビはすぐ隣にある屋根だけの体育施設を目指して止まってしまう。なかなか行きにくい所にある。
    昨年電話すると縄文土器は少しだけあるという。行ってみると、本当に少しだけだった。廃墟のような立派な建物でした。(笑) 14:10~15:00

    ここは、管理人が関西人のようなノリでしゃべってくれたので少しはましでした。写真も取れました。ただしピンボケでした。(笑)


   ※博物館見学をとばしたと気付いた時は、この日の日程を
         飯島町→喬木村→飯田市→箕輪町→駒ヶ根博物館→あゆみ館 のどこかに入れて、詰めれば可能。

   この日、予定が3日間で終了したと思い、安堵感でいっぱいになってぐっすり眠りました。バカですね。私は。

   駒ヶ根市泊 5/8(月)~5/10(水)の2泊3日
 

 第4日 5/11(木) 曇りのち晴れ 21℃-6℃   諏訪湖周辺は茅野市に2泊します

 日程 ニコレン8:00→
     →(33.7km55分) ① 大鹿村中央構造線博物館 0265-39-2205  9:30-16:30 月火休 開館時間9:30-16:30
               ② 大鹿村歴史民俗資料館  0265-39-2244  9:30-16:30 月火休      9:00-10:00
     →(33.7km55分) ニコレン駒ヶ根店 0265-83-3434                         11:00返却完了

              ※館をとばした時、この行程中に飯田市近辺を一館入れることは可能である。

   駒ヶ岳登山
     駒ヶ根駅 11:30→12:15しらび平12:30→12:37千畳敷13:00→13:07しらび平13:20→14:08 駒ヶ根駅

   ③岡谷市美術博物館
     駒ヶ根駅14:23→16:00岡谷駅    →岡谷美術博物館   →岡谷駅17:55→18:15茅野駅



 本日の方針
    伊那谷最終日。余った半日の行き先を、昨夜考えた。廃村になった、大平宿日本のチロル下栗の里など考えたが、
    映画「大鹿村騒動記」の村へ行くことにした。ただし所要3時間の予定です。往復2時間。見学1時間です。


 行程
  ①大鹿村中央構造線博物館 (レンタ→33.7km53分) 0265-39-2205 月・火休 9:30-16:30 外にいると早めに入れてもらえました。ラッキー!
  ②大鹿村歴史民俗資料館ろくべん館
    8:00発―9:00着―10:00離脱―11:00帰着(ニコレン)

     ここでは大変勉強になりました。大地溝帯と中央構造線の違い。なぜ。構造線が曲がっているのか。構造線の形成と大鹿村の地形など
     大切なことを知りました。

     また、隣接の歴史民俗資料館ろくべん館では、ここで、どのような暮らしが行われていたのかを、僅かですが知ることができました。
     更に、こんな険しい山中が、実は秋葉街道という古代からの主要幹道だったのです。武田信玄も進軍したそうです。





 観光
  中央アルプス駒ヶ岳千畳敷カールとは
       【カール: 氷河によって山頂が削られた特別な形
       カール地形:南アルプス仙丈ヶ岳 (地図)、 中央アルプス駒ケ岳 (地図)】

       交通:千畳敷ロープ行きバスは、駒ヶ根駅より 毎正時と半発、 始発5:00-最終17:00 旅行所要3時間 通常は早朝に登ります
       私の場合、遅くとも駒ヶ根駅発ロープ行き13:30発のバスに乗り、帰りは、15:00発のロープで下山をするのがリミットでした。


     ロープウェイ行きバス山岳路線バス  私は11:30発に乗車
        このバスは通年運航しており、海抜676mから1661mまで、高度差約1000mを上り下りするのです。
        積雪期にはタイヤチェーンを装着して登るそうです。おっそろしー光景です。

        台湾の阿里山鉄道やバスは、海抜30mから2000m以上までを運転します。(体験した高度差で一番)
        鹿児島県屋久島の登山バスは紀元杉までを0m~1200mまで登ります。  (体験した細い道で一番)

        しかし、この、しらび平行きバスは冬の危険さで一番でしょう。 (細くて、危険で一番)


    千畳敷ロープウェイ (中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ) 海抜1661m~2611m 所要7分

      頂上は深い霧 牛乳地獄に落ちた亡者みたい。辺り一面真っ白。何も見えない。

        私は、荷物を持って11:30発のバスに乗り、ロープウェイ終点にまで行きましたが、ガスに包まれて何も見えませんでした。
        30分後のロープで降り、帰ってきました。再度の機会はないですが、記憶は40年前の思い出のままになりました。


    ホテル千畳敷
      ロープウェイの駅は厳冬も営業しているホテルにつながっています。星空の撮影や、登山客や、etc、で、通年賑わっています。
      一泊



  岡谷市へ
    駒ヶ根発14:20―16:00岡谷着 中央本線が単線であることを発見して驚いた

     伊那谷が次第に狭まって行くのを眺めながら、鉄路の旅を楽しんでいました。その時です。先頭に乗っていたので知りました。
     あの、大動脈の中央本線が単線なのです。辰野駅~岡谷~茅野ですが、塩尻~辰野もだそうです。驚きです。


     岡谷駅から茅野駅付近まで、単線です。

       駒ヶ根 14:23 15:37 16:11     岡谷 18:40 18:51 19:04 19:37
       岡谷 16:00 17:00 17:31     茅野 18:55 19:04 19:19 19:51


  ③岡谷美術考古館 (駅→270m3分) 0266-22-5854 10:00~19:00 水曜休館 受付で撮影許可を願う
    16:05―17:05→隣のスーパーマーケットのイルフプラザで夕食を買い、茅野まで行く。茅野のスーパーは遠い。
     諏訪湖周辺にはもう伊那谷と違った縄文文化がありました。素晴らしい街中の博物館で、展示も展示方法も良かったです。ただ、暗い。

 岡谷市 ホテル岡谷     0266-22-0555 ¥5292
      クラウンヒルズ岡谷 0266-24-0100 ¥6190
      ビジネスホテル湊屋 0266-22-3840 ¥4970
      ホテルオークニー  0266-23-1111 ¥5250

 茅野市 ビジネス旅館わかみず 0266-72-6166 ¥4000 ←ここが絶対にいい

 
 第5日 5/12(金) 晴れ時々曇り 23℃-12℃

 日程 ニコレン8:00→
     →(33.6km46分) ①長和町原始・古代ロマン体験館0268-68-4339 9-17  9:00―10:00

     →(13.5km18分) ②鷹山黒曜石体験博物館 0268-41-8050 9-16 10:20―11:20

     →(24.7km37分) ③茅野市総合博物館 0266-73-0300 9-16  12:00―12:30

     →(32.6km43分) ④北杜市考古資料館0551-20-5505  13:15―14:30

     →(2.4km7分) ⑤金生遺跡   14:40-14:45


     →(13.9km19分) JR最高地点 0267-98-3210  15:00―15:05
     →(2.4km5分) 平沢峠  15:10―15:10
     →(3.4km15分) 野辺山宇宙電波観測所 0267-98-4300   15:25―15:35


     →(2.9km15分) ⑥南牧村美術民俗資料館→観光案内所→野辺山駅  15:50-16:50
                 0274-87-2417or0267-98-3288


 行程
  ①長和町資料館原始・古代ロマン体験館 →(駅レン33.6km48分) 0268-68-4339 9-17    8:10発―9:00着―10:00発

    小学校の体育館を改造した施設ですが、しっかりした展示がされています。 土器作りも体験できます。
    途中に白樺湖がありました。40年前何度も旅したところです。 しかし、いまは、たそがれて、、、、

  ②星くずの里たかやま黒耀石体験ミュージアム,  鷹山黒曜石体験博物館 (長和町→13.5km18分) 0268-41-8050 9-16
    明治大学の黒曜石研究施設の傍にあります。黒曜石製のお土産をここで全て作っています。大変珍しい館です。  10:50―11:30

  ③茅野市八ヶ岳総合博物館 (黒曜石→24.7km37分) 0266-73-0300 9-16

    途中に尖石縄文考古館3kmの立て札がありました。よほどそちらの方がいいと思いました。館内はとても暗い。    12:00-12:30

  ④北杜市考古資料館 (総合博→32.5km43分) 0551-20-5505 月・休日の翌日休 9:00-17:00
    とても新しい館でよく整備されていた。一階の入口展示では、巨大な土器が並んでいました。               13:30-14:30

    合併により散らばっていた出土物を一堂に集めたとても新しい館です。
    入口展示だけでも相当なボリュームがあり、更に本展示では、よく計画されたわかりやすい展示でした。  土器がとても大きい。

      金生遺跡への地図をもらって行く

  ⑤金生遺跡 (博→2.5km7分)
   方形の住居址です。敷石住居で壁が立ちあがっています独特なものです。辺りは低地であったのでしょうか。   14:40―14:50


  JR最高地点 (遺跡→13.9km19分 0267-98-3210         14:50―15:10―15:10
  平沢峠 (最高地点→2.4km5分)                   15:10―15:15―15:15
  野辺山宇宙電波観測所 (峠→3.4km15分) 0267-98-4300   15:15―15:30―15:40

      ※車で回るとあっという間だけど、40年前、ここを若者達が沢山歩いたんだ。標高差400m清里からは上り、野辺山からは下り。
        間違うとホントひどい目に合う。標高差400m。私も歩きました。多分前者で。(笑)


  ⑥南牧村美術民俗資料館・野辺山駅 (観測所→2.9km15分) 0274-87-2417    15:40―15:55―16:50

    名古屋を出るときの山々は夏色、伊那谷はリンゴの花の桃源郷。しかし、野辺山は、今、若葉が芽吹き始めた早春でした。
    すごい美人の館員がいたのでご主人はカメラマンですかと聞くと、はいと答えました。八ヶ岳らしい話です。

JR最高地点の碑 カラマツ林はまだ新芽が出ていない
寒冷地ですね
前々日の雨で残雪が少なくなりました 国立天文台
野辺山
宇宙電波観測所
どこから眺める
八ヶ岳が美しいか
平沢峠展望台
美しい八ヶ岳が
一望できる
清里~野辺山 小海線沿線図
1024×603
小海線沿線図
2536×1512
野辺山など、この地域は新しい開拓地だと思っていました。 しかし、縄文弥生から、古代・中世・近世まで、

連綿と人々が住み続けた土地であることが
わかりました。
しかし、戦後の開拓で入植した地域も数多くあったようです。
 
 第6日 5/13(土) 雨後曇り 18℃-4℃   この日の宿泊地:佐久平駅周辺にはイオンの大スーパーがあるだけの、新駅です。
                                       ホテルは少なく満室なので、新幹線でひと駅の上田駅周辺に宿泊します。

      茅野7:59―8:21小淵沢 小淵沢駅レンタカー0551-36-4453 8:30-18:30 レンタカー乗り捨て料4500円合計約1万円超

 日程 ニコレン8:00→
     →(33.9km44分)川上村文化センター図書館0267-97-2000 大深山遺跡   9:00-10:00
     →(26.7km36分)小海町図書館(北牧楽集館)0267-92-2391or4391  10:40-11:10

     →(9.4km13分)北沢大石棒  南佐久郡佐久穂町高野町1421  11:25-11:30
     →(23.5km31分)浅間縄文ミュージアム    12:00-13:30

     →(9.2km18分)小諸懐古園 14:00-14:30   →(9.5km20分) 佐久平駅レンタカー 15:31→15:40上田駅


 行程
  ①川上村文化センター図書館 (駅レン→34.0km43分) 0267-97-2000 大深山遺跡     8:30―9:15―10:15

  ②小海町図書館(北牧楽集館) (川上村→27.4km35分) 0267-92-2391or4391       10:15―10:50―11:20

  ③北沢大石棒 (図書館→9.4km12分) 南佐久郡佐久穂町高野町1421    11:20―11:35―11:40
     行き方注意
       カーナビは最初 0267-86-2172 油屋製菓店を入れ、工場に辿りついたら、次に 0267-86-2273 富士オートを入れて
       少し走ると北沢大石棒の案内看板が見えてくる。現場は田んぼの中で、泥道を30mばかり走るか歩くかです。

  ④浅間縄文ミュージアム (北沢→23.6km34分)    11:40―12:30―14:00

  ⑤小諸城懐古園 (浅間縄文→9.2km19分) 懐古園駐車場 0267-22-0296または0267-22-8000隣のホテル

    佐久平駅レンタカーへ返却 (懐古園→14.6km21分) レンタカー乗り捨て地点    15:15―15:45

    佐久平は新幹線駅のために造った駅で、ホテルは少なく、高い。近所にはスーパーだけ。何もない。佐久平駅周辺で泊るは得策でない。
       佐久平駅→上田駅 16:27 17:20 17:48 所要10分新幹線を利用


 上田泊 上田ステイ    0268-25-0109 ¥4,600 当日は雨で、駅構内にある上田ステイに投宿しました。
       ホテル角萬   0268-22-1593 ¥4500
       東横イン上田駅前0268-29-1045 ¥6000
       上田プラザホテル0268-25-3000 ¥4500

 佐久平泊 東横イン佐久平浅間口   0267-66-1045 ¥6000  ホテルは少なく、空室がない。ここで家までの切符を買い、上田までの特急券代は
         アクアホテル佐久平駅前  0267-68-9900 ¥6600  ホテル代が安くなった分で補えます。差し引きすると、得でした。

 
  第7日 5/14(日) 晴 26℃-9℃ 予備日ですから、撮影禁止の館の訪問と、長野市善光寺近隣の友人に40年ぶりに合いに行くことにした

 日程  ニコレン8:00→
      →(4.5km11分)  11上田市信濃国分寺資料館 0268-27-8706 8:30~17:00 水 撮禁
      →(13.6km22分) 12上田市立丸子郷土博物館 0268-42-2158 9:00~17:00 月 撮影禁止
      →(17.6km26分) 06佐久市立望月歴史民俗資料館 0267-54-2112 9:00~17:00 月 撮影禁止




 行程
   ①上田市信濃国分寺資料館 (ニコレン→15.3km30分) 0268-27-8706 8:30~17:00 水休撮禁ここの展示物はすべてネット上に公開中。

   ②上田市立丸子郷土博物館 (国分寺→13.1km21分)  0268-42-2158 9:00~17:00 月休撮禁土偶形容器2体

      ※ここは是非行くべきです。国分寺資料館のものは、ここのものを持って行って展示しています。
      質問すると大変参考になる資料を持って答えていただきました。大変好感が持てました。

   以下は行けませんでしたが、行くべきでした。
    佐久市立望月歴史民俗資料館 (丸子→22.0km34分) 0267-54-2112 9:00~17:00 月休撮禁柄鏡形敷石住居跡

  上田  長野   名古屋
  13:41―14:04―17:01 17:13―             長野宿泊の場合
  14:37―15:00―18:05 18:33―                 長野第一ホテル¥5500 026-228-1211  ただし、曜日や混雑で値段が変わる。
  15:41―16:00―19:05 19:33―                 ホテル日興   ¥4551  026-2262200
  16:31―17:00―20:05 20:13―
  17:27―18:11―21:21 21:50―

          

 第8日 5/18日(木) 晴

 日程
      名古屋 8:00→9:54 飯田市商工会議所

      商工会館→(0.8km10分)10:00 予約ニコレン飯田江戸町店0265-52-1413 0120-322-525  10:30発

      →(6.1km13分) 喬木村歴史民俗資料館事前連絡必須0265-33-4508火木日開館 10:30―10:45――12:00
      →(5.7km12分) 飯田市美術博物館0265-34-0733水曜休館10:00~          12:00―12:15――13:15

      →(1.4km5分) ニコレン飯田江戸町店 →0.8km10分) 商工会館             13:15―13:20―13:20

    商工会館13:30→15:35名鉄バス~15:45名古屋駅16:13発 これに乗車、全費用25000円以内で済みました。

    商工会館14:30→16:50名鉄バス~17:00名古屋駅17:09発
    商工会館15:30→17:35名鉄バス~18:00名古屋駅18:13発

     







 Ⅱ.三重県津市 三重県総合博物館
    10/15(日)

  目的地  三重県総合博物館「発掘された日本列島2017」 及び 地域展「三重を掘る」

  交通
    →阪神尼崎 (阪神電車) →大阪難波 (近鉄電車)→津駅(近鉄)→バス(89番1時間2本) or タクシー(800円程)  徒歩30分上り坂2.0km
    →7:06           →8:00           →9:23

    帰路はバス時刻に合わせて、津駅からは、やはり近鉄特急を使う。  ※近鉄電車の特急は全席指定。特急料金が必要です。

  博物館
    ・オープンな雰囲気で、日常的に撮影可で、この日は料金割引デーだったので、得しました。
     子供から老人まで、ほかの館ではありえない程の来館者でごった返していました。

     よくここまで、博物館を県民の中に浸透させたなと、拍手喝采しました。素晴らしい館でした。
     こういう活動を続けると、きっと子供たちの心に博物学の楽しさが、根付くでしょう。



    ・日本中の、まだ、お高くとまっている博物館や資料館、郷土館は、ここを是非見習ってほしいと思いました。
     そして、金沢の石川県立博物館の二の舞にならないよう、お気を付けください。

      あ、一応、付け加えておきますが、
        石川県埋蔵文化財センターでは、以前の規約 「なんびとも、館内での、メモ、模写、写真撮影は、県教育長の許可を得るべし」を改正し

       最近、改築・完成した埋文では、撮影自由になっています。 しかし、県立博物館の改築には間に合わなかったよな―。気づくのが遅かった。
       50年遅かったです。この先、50年後のために取り組んでください。

       学問はオープンで、だれでも楽しめるものでなければ、、いけません。
       人口減少し、すべてが下り坂になっていく日本の今日、文化財を保護しようとする心を育てるのは、高慢な学者的態度ではだめですよ。



    ・で、特にありがたかったのは、
     館内で撮影していると、「これはきっと、何か質問するだろう」 と、三人ほどの係員が、ずっとついてきていたことです。

     監視ではなく、質問してほしかったみたいです。
     ただ、質問することは、なかったので、彼らの欲求を満たせませんでした。

     それと、ガラスについた脂ぎった手形を拭きながら撮っていると、私の後からやってきて、一生懸命拭いて行ってくれました。
     なんと、ほとんどがケースの中についていて、取れませんでした。 ケースはガラスではなくて、水族館と同じアクリル板の複合材でした。


     しかし、親切な館で、だれにでも丁寧に、礼儀正しく対応していました。素晴らしい館。100点でした。

    
 
 1泊2日の準備で、11/21(火)に安城市歴史博物館へ行きました。「東海と安城の人面文土器展」を見て、
       但し、人面文の大切なところは全て撮影禁止でした。①安城市立歴史博物館0566-77-6655 ②安城市埋蔵文化財センター

       次に、「特急しなの13」から、塩尻のニコレンに凍結状況を聞き、明日から2日間凍結なしの情報で、急遽3泊4日に変更しました。

       私は小さなリュックに1日分の着替えだけを持って思いカメラは斜めに掛け、といういでたち。
       塩尻に着いて早速、平出遺跡の写真を撮りに行き、翌日からの雨に備えました。

       宿泊は、ふじきん旅館4320円 ☎0263-52-0007 (凄く気に入って2泊しました) に投宿。塩尻一安い。遜色ない宿でした。
       この旅館はニコニコレンタカー塩尻店の近くで、スーパーマーケットも歩いてすぐなので便利。駅から10分でした。

       11/22(水) ③松本市考古館0263-86-4710 ④平出博物館0263-52-1022 ⑤朝日村歴史民俗資料館0263-99-2359を見学。
        夕方から篠ノ井に宿を探す予定でしたが、久しぶりに背負ったリュックで腰が痛くなり、折からの雨もあり、連泊。

       11/23(木) 7:02の列車で篠ノ井駅へ。8:30到着。
        ⑦長野県歴史館026-274-2000 ⑥長野市立博物館026-284-9011 ⑧長野県埋文026-293-5926の予定が、本日休日埋文休館
        ところがこれが、うっかり見過ごした大ミスとなりました。

        春に泊った上田のホテルへ。予約せずのため禁煙ルームなく、喫煙の匂いの少ないのに泊ったら、枕がチョー臭かった。
        フロントに持って行ったら枕が臭いといったのに、枕カバーが臭いと思ったらしくカバーを取り換えて渡した。何も変わらず。
        私は、なぜか枕を風呂に落としてしまいました。(笑) 冗談のような笑い話のような、、、たまらん話でした。

       11/24(金) 上田7:42→8:23御代田駅 ⑨浅間縄文博物館0267-32-8922へ、「発掘された信州2017」を見に行きました。
        館内に入ってビックリ、本日旧館。うそー!前日が休日開館のため、本日休館でした。 ホント、愕然としました。全身脱力。しゃがみ込んだ。

        館内にいた市役所の人が気の毒がって、いろいろと問い合わせてくれて、数枚のパンフレットをもらいました。
        そして、非番の博物館の人が、私の住所に資料を送ったげる。と言ってくれたらしい。 

        駅に向かう途中、なんてバカやったんだと、絶望的でした。が、ふと、前日の展示にあった「南アルプス市文化伝承館」が未訪問を思い出し、
        急遽行くことにしました。ここまで来たんだ。失敗を取り返してやる。ムダ金にはしないぞー!なんて思いました。

        小諸駅観光案内所に駆け込み、電話番号と接続列車等、いろいろ調べてもらい、、、「お客さん!乗り遅れますよ!」に走り出し、
        しかし、すぐに杖を忘れていることに気づいたが、取りに戻ることができず、そのまま乗ってしまった。どうか痛みが出ませんようにと祈る。

        乗った列車は 「小海線」 今は「八ヶ岳高原線」とか言うらしい。四十数年間乗りたくて乗れなかった列車に今やっと乗れました。
        この感動は冥土の土産でしょう。など思いながら、移り変わる風景と、降りまくる、「雪・アラレ」に驚きながら、写真をいっぱい撮りました。

        終着の小淵沢では、春にはちいさな古い古い駅だったのに、秋に来たら急に大きな近代的な駅になっていて超ビックリ。
        みどりの窓口で長時間かけて、南アルプス市への「行きの旅程」と、自宅への「帰りの旅程」を組んでもらい、切符を購入。

        喜んで振り返ると沢山の人が並んでいた。すごく怒っているようでした。随分迷惑をかけ、長時間独占してしまった。

        竜王駅からはバカなタクシーに乗り、いっぱいボラれた。
        伝承館では私の目的をあかし、協力的に写真を撮らせてもらいました。
        帰りのタクシーは親切で、なんとご子息が私の住んでいる街に転勤している話と、富士山がきれいに取れたことで盛り上がる。

        駅まで1200円程でした。行きが1700円だったのでどれほどひどかったか。
        家に帰り着くと深夜0時を回っていました。






 Ⅲ.安城・信州2  11/21(火)~24(金) 3泊4日

 第1日11/21(火) 晴れ時々曇り 14℃-4℃ 安城市  塩尻市泊

 日程   →名古屋→安城   博物館→安城駅  安城→塩尻
        →7:30①→8:01    11:51→12:02バス  12:31→12:53-12:57(金山)→13:02-13:06(千種)→14:52(塩尻)
        →7:55①→8:23                13:08→13:55-14:00名古屋⑩→15:52(塩尻)

 行程  ①安城市立歴史博物館0566-77-6655
       ②安城市埋蔵文化財センター

 ホテル・旅館  ふじきん旅館4320円 0263-52-0007  Business Hotel横山 4200円 0263-53-0710
            BizHotel 5000円 0263-52-8226      あさひ館 5500円 0263-52-0005

 ニコレン塩尻0263-52-0008 3000円


 旅の実際
     ・1泊2日の準備で、に安城市歴史博物館へ行きました。「東海と安城の人面文土器展」を見て、
       但し、人面文の大切なところは全て撮影禁止でした。

       「発掘された日本列島展」の地域展は、借用物の展示でも、撮影自由が原則です。こんな例は初めてです。

     ・次に、「特急しなの13」から、塩尻のニコレンに凍結状況を聞き、明日から2日間凍結なしの情報で、急遽3泊4日に変更しました。

       私は小さなリュックに1日分の着替えだけを持って重いカメラは斜めに掛けて、といういでたち。
       塩尻に着いて早速、平出遺跡の写真を撮りに行き、翌日からの雨に備えました。

     ・宿泊は、ふじきん旅館4320円 ☎0263-52-0007 (凄く気に入って2泊しました) に投宿。塩尻一安い。遜色ない宿でした。
       この旅館はニコニコレンタカー塩尻店の近くで、スーパーマーケットも歩いてすぐなので便利。駅から10分でした。

     ・塩尻市はとても物価が高く、商品の品質も良くない。私の買った赤飯は前日の売れ残りで、米が変質し硬くてひどいものでした。
      刺身の色が変わっているのもありました。
      うちの近所で80円以下のリンゴが138円、次の日には同じものが、158円になっていました。

       松本ではそんなことはないので、物流がうまくいっていないのか、この傾向の対策として、市民が松本で購入するからかもしれません。
       いい街だのに、とても残念でした。


 第2日11/22(水) 塩尻市 曇り 12℃-0℃   篠ノ井駅周辺宿泊予定 でしたが、塩尻のふじきん旅館に連泊しました。

 行程 ニコレン
     ③松本市考古館    0263-86-4710
     ④平出博物館     0263-52-1022
     ⑤朝日村歴史民俗資料館 0263-99-2359

 日程 塩尻→篠ノ井
     17:14→18:38 17:55→18:50

 ホテル・旅館  幸布屋 4320円 026-292-1002  ホテルルートイン篠ノ井7350円 026-293-0085  降雨と腰痛のため塩尻に連泊しました。

 スーパー西友篠ノ井026-293-6977  ニコレン篠ノ井店 026-292-4271 3000円


 旅の実際
   ・各館とも順調に撮影できました。しかし、

    朝日村歴史民俗資料館では、照明が壊れていてとても暗く、よく見えませんでした。
    この館は、とても大量の発掘資料を、平場展示していることが知られており、独特で、重要な遺物が沢山あります。

   ・この館は撮影禁止です。例え撮影したとしても、公開は禁止です。 現在は、何十個もの電球を取り換えて、明るくなっています。
    最近は、あまり見学者がないことが、ことの原因ですから、多くの皆さんが来館されることをお願いします。

   ・夕方から篠ノ井に行き、宿を探す予定でしたが、久しぶりに背負ったリュックで腰が痛くなり、折からの雨もあり、連泊することにしました。
    随分気に入ったからです。今回の旅行で一番良かったですよ。

    皆さんも、塩尻に宿泊するときは、ぜひご利用ください。ふじきん旅館4320円 ☎0263-52-0007

 

 第3日11/23(木) 篠ノ井  晴れ時々雨 11℃-4℃  上田市泊

 行程 ニコレン
     ⑥長野県歴史館026-274-2000
     ⑦長野市立博物館026-284-9011
     ⑧長野県埋文026-293-5926

 日程 塩尻 → 松本 →篠ノ井     篠ノ井→上田
      7:02→7:20-7:30→8:30       17:17→17:46

 ホテル 上田ステイ 4600円 0268-25-0109                上田駅前ロイヤルホテル 5250円 0268-27-5115
       ホテル角萬 4500円0268-22-1593(コインランドリーなし)   東横イン上田駅前 6264円  0268-29-1045

 スーパー イトーヨーカドー0268-27-6611


 旅の実際
   ・7:02発で塩尻をたち、1:30後に篠ノ井着。ニコレンに行く途中に8:45出棺の葬式に出会う。
     老化した都市では、焼き場がフル回転で、早朝から稼働しているなと思った。まだ、何日後とか、待たされるよりはましだが。

   ・県歴史館では、偉い人がいっぱい、その辺にいて、いろいろ質問ができました。
     市立博物館では、ボランティアが「花火」や「地震」についてのミニ講座を開催していました。いい傾向ですね。

   ・県埋文は、この日は休日でいけませんでした。 この日が休日であることを強く認識していなかった私の大失敗の始まりです

   ・上田に行き、以前泊ったホテルで宿泊。私の前にフロントに来た女性で禁煙室は満室。喫煙室の匂いの少ないところに泊まった。ところが
     タバコの匂いはほとんどしなかったが、枕が強烈な異臭を放っていた。オヤジの頭皮の皮脂アブラの匂いである。もう、強烈に臭い。

     フロントに持って行って枕が臭いといったのに、枕カバーが臭いと思ったらしくカバーを取り換えて渡してきた。悪臭何も変わらず。
     私は、なぜか枕を風呂に落としてしまいました。(笑) 熱湯とシャンプーを大量に掛けて朝までほっときました。朝引き上げるとまだ臭かった。

     冗談のような、笑い話のような、、、たまらん話でした。


 第4日11/24(金) 松本市 晴 8℃-1℃  帰着

 計画の行程 上田→御代田 7:42→8:23 8:04→8:49
          ⑨浅間縄文ミュージアム「長野県の遺跡発掘2017展」

          御代田→松本 10:19→特急1180円→12:52 12:00→特→13:51 11:22→普→13:57
          ⑩松本城 ⑪松本市立科学館

          松本→名古屋→帰着 14:53→17:01-17:09→  15:53→18:05-18:13→  16:53→19:05-19:33→  17:51 →20:05-20:13→


 実際の行程 上田→御代田 7:42→8:23 8:04→8:49
          ⑨浅間縄文ミュージアム「長野県の遺跡発掘2017展」
           ところが、前日が休日開館のため、この日は休館でした。この失敗を取り返すため、南アルプス市ふるさと文化伝承館に行きました。

          御代田→小諸 小諸→小淵沢 小淵沢→竜王(もう、甲府の手前駅です)
          9:47→9:57   10:13→12:26    13:07→13:42

          南アルプス市ふるさと文化伝承館
          塩崎→  韮崎   → 小淵沢→ 塩尻     →名古屋→帰着
          16:46→16:51-17:01→17:28-17:35→18:44-19:19→21:21-21:30 (後は新幹線を乗り継いで帰りました)

          16:28発に乗れば、よかったのに、タクシーの予約時刻が遅かったのです。失敗。やけくそで、次々列車を乗り継いで遊びました。(笑)

 
八ヶ岳と小海線超有名な直線路 小淵沢から富士山 旧小淵沢駅
新旧駅舎の写真拝借
新小淵沢駅  旧駅舎は2017.5.18(木)から
工事を始め、7月3日(月)から
運用を開始しました。

 僅か1ヶ月半で、完成・テスト後、でした。一般的には1年ほど掛かりますから、どんな魔法を使ったのでしょうか。

春旅は5/8-5/14まででしたから
私は駅舎の最後を見たようです。

 旅の実際

  ・7:42発で御代田駅。歩いて浅間縄文ミュージアムに到着すると、休館と書いてあった。
    今回、必ず見学するのは、長野県歴史館浅間縄文ミュージアムである。あとは付け足しでした。

     愕然としました。全身脱力。しゃがみ込んでしまいました。

    館内にいた市役所の人が気の毒がって、いろいろと問い合わせてくれて、数枚のパンフレットをもらいました。
    そして、非番の博物館員が、私の住所に資料を送ったげる。と言ってくれたらしい。 

    駅に向かう途中、なんてバカやったんだと、絶望的でした。が、ふと、前日の展示にあった「南アルプス市文化伝承館」が未訪問を思い出し、
        急遽行くことにしました。ここまで来たんだ。失敗を取り返してやる。ムダ金にはしないぞー!なんて思いました。


  ・小諸駅観光案内所に駆け込み、電話番号と接続列車等、いろいろ調べてもらい、、、と、「お客さん!乗り遅れますよ!」に走り出し、
    しかし、すぐに杖を忘れていることに気づいたが、取りに戻ることができず、そのまま乗ってしまった。どうか痛みが出ませんようにと祈る。

  ・乗った列車は 「小海線」 今は「八ヶ岳高原線」とか言うらしい。四十数年間乗りたくて乗れなかった列車に今やっと乗れました。
    この感動は冥土の土産でしょう。など思いながら、移り変わる風景と、降りまくる、「雪・アラレ」に驚きながら、写真をいっぱい撮りました。

  ・終着の小淵沢では、春にはちいさな古い古い駅だったのに、秋に来たら急に大きな近代的な駅になっていて超ビックリ
    誰もいない「みどりの窓口」で長時間かけて、南アルプス市への「行きの旅程」と、自宅への「帰りの旅程」を組んでもらい、切符を購入。

    喜んで振り返ると沢山の人が並んでいた。すごく怒っているようでした。随分迷惑をかけ、長時間独占してしまった。

  ・竜王駅からはバカなタクシーに乗り、いっぱいボラれた。電話番号の入らない、住所しか入らないカーナビを頼り、その操作もできない人だった。

  ・伝承館では私の目的をあかし、ホームページに載せると申し出、協力的に写真を撮らせてもらいました。

  ・帰りのタクシードライバーは親切で、なんとご子息が私の住んでいる街に転勤している話と、富士山がきれいに取れたことで盛り上がる。

    駅まで1200円程でした。行きが1700円だったのでどれほどひどかったか。
    家に帰り着くと深夜0時を回っていました。