縄文を旅する3 北の縄文 北東北・南北海道 旅のあらまし 2013.10.02(水)〜13(日) ○「北の縄文」をテーマに計画した旅行でしたが、 以前から計画していた、北方民族資料の見学と、東北歴史博物館の見学を含め、 広範囲を人生最後の最長旅で行うことになりました。 ○旅行は二つのプランを立てました。 ・プラン@日本海回り 仙台→盛岡泊→秋田→大館泊→弘前泊→青森→八戸→二戸→北海道 ・プランA東北中央回り 仙台→秋田泊→盛岡→二戸泊→八戸→青森→津軽→北海道 ・共通プラン北海道=函館→洞爺→伊達紋別→白老→苫小牧→二風谷→ 千歳→恵庭→札幌→野幌→小樽→帰途 実際には網走を追加しました。 ・プランAが最も効率的と判断し実行しました。 ○計画立案・実行してわかったこと この計画は東北地方で2つ〜3つに分け、北海道でも2つ〜3つに分け、不定期のバスツアーにすると 安くて、もっと効率的に博物館と観光地を巡ることができ、縄文ファン待望のツアーができると思います。 ぜひ、実用化して戴きたいと思います。 |
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第一日10/2(水) 計画 目的地 仙台市 秋田市 秋田泊 見学先 仙台市東北歴史博物館 松島巡り 青葉城 旅程 関西⇒ 東京⇒ 仙台⇒ 国府多賀城⇒東北歴史博物館⇒ 仙台駅西口⇒青葉城 定禅寺通り 駅前アーケード街 青葉通り →9:23 9:36-11:07 11:20--11:35 13:50--14:07
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・みどりの窓口で 列車発車15分前に乗車券を求めたが当該列車が出発しても発券されず。駅員は発券方法を私に尋ねる始末。 結局、でたらめルートで発券され、途中でそれに気づき、東京までの車内で車掌に善処を求めてみんな大変でした。 それでも、やはり、案の定、室蘭線〜小樽間では自動改札をいっさい通ることはできませんでした。 こんなに迷惑をかけながら、女駅員は一言の謝罪もない。JRの社員教育はどうなっているのか。ダメはJR北海道だけではないぞ。 ・01東北歴史博物館は思ったほど広くはない。しかし、重要な遺物がさりげなく置いてあり、案内嬢も知らないようでした。 観光地松島湾は被災時に瓦礫と遺体が大量に打ち上げられた所。物見うさんの見物は不謹慎ではないかと話していると、 警備員と案内嬢全員が押しかけてきた。何をしていると思ったのだろうか。私がナンパしてるとでも思ったのかなぁ。(笑) ・しかし、この日は雨で身動きが取れず、観光はやめて、すぐに秋田へ発つことにした。 秋田は穏やかな晴れでした。 山脈を隔てると天候は一変。冬の日本海側の豪雪と、太平洋側のカラカラ天気の、違いを実感した。 ・明朝、秋田名所、千秋公園に行きたくて近くの安宿を求めて××××旅館に行くと¥3500を¥4000と言う強欲な主人でした。 結局、汚ったない部屋で一晩中強烈な煙草の匂いに困りました。秋田県人は付けこむんだ。こんなのかと思いました。 |
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第二日10/3(木) 計画
or岩手県立博物館バス路線を利用するとき 盛岡駅東口11番乗り場307系統松園バスタミナル行 13:52 14:02, 22, 37, 52 乗車時間30分+徒歩20分
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・02秋田県立博物館は追分駅から徒歩20分。駅にコインロッカーはなく重い旅行鞄を往復引いて歩いた。 平成16年の展示替え以後、人力車や復元縄文住居など5点以外は撮影禁止となっていた。 これを聞いた時には本当に落胆した。盛岡秋田往復だけでもずいぶんな金額と時間。 すぐ帰ろうとすると、案内嬢が計らってくれ、何枚か撮影できました。 しかし、秋田県立博物館は撮影禁止。 展示物をちらーっと見せてもらっても、何もわからない。 理解するためには何日間か通わなければならない。 そんなお金も時間も我々にはない。 バカバカしく大衆蔑視に思える。もう行くべきでないと思いました。 ただし、素晴らしい展示物はありました。 ・悲しい、とげとげした、怒りと後悔に満ちた気持ちで盛岡に戻り、タクシーで岩手県立博物館へ。 ・03岩手県立博物館は高台で入口に長ーい階段があり、行きにタクシー運転手に圧力をかけたため、(脅したつもりはない) 玄関まで運んでくれずに、階段前で降ろしさっさと帰ってしまった。その時の私の顔と心と言葉が想像される。(すごい形相だったかも) 困っていると元博物館職員で、地元後援者の方と偶然出会い、最高の待遇で迎えて戴き、以後大変深く便宜を図って戴きました。 ・若い案内嬢に付きっ切りで解説をしていただき、大変すばらしい展示物を見せていただきました。 「岩手県立博物館〜岩手山を望める丘のミュージアム〜」というキャッチフレーズの通り、 館内は巨大なガラス窓の外に岩手県人の誇りである岩手山が借景となっており、素晴らしい眺望でした。 岩手県立博物館は地学・古生物学の展示が特に優れています。20〜30年前から先進的な展示を行っています。 考古についても興味深い展示が多数ありました。特に初期モンゴロイド顔の仮面・土偶は本物が撮影可で、 仮面でなく、巨大な土偶だったことがわかり、驚きました。 ・岩手の人々の心優しさでやっと平穏な気持ちを取り戻しました。 帰り道を案内して戴いた女性は、陸前高田市立博物館の方だったのか、(ほとんどの館員が亡くなったそうです) この館にはボランティアで来て被災資料の修復をしておられるそうです。 台湾の博物館についても大変よくご存じで、もしかして、あの有名な先生だったのか。 ・岩手県立博物館の最善のアクセス、交通手段は 盛岡駅から松園バスターミナル行き(10分間隔)終点から松園循環(10分間隔)博物館前下車です。 ・この後、盛岡駅の観光案内所でホテルを案内して戴き、投宿しました。今日は疲れたー。 |
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第三日10/4(金) 計画 目的地 秋田県・岩手県 名物食材うに あわび いちご煮 八戸泊 見学先 大湯環状列石0186-37-3822 休館なし 秋田県鹿角市十和田大湯字万座45 御所野縄文公園 0195-32-2652 岩手県二戸郡一戸町岩舘御所野2 旅程 @東北新幹線 盛岡→二戸 (7:58→8:23) (8:45→9:07) A二戸駅西口レンタカ 駅0195-22-4394 トヨタ0195-23-0100 ニッポン0195-23-0919 二戸駅⇒大湯環状列石館(60分)⇒御所野縄文公園⇒二戸駅(20分) B二戸駅⇒八戸駅 (新幹線15:51→16:01) (銀河鉄道16:24→17:03) (新幹線17:51→18:02)
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・早朝二戸駅へ。通勤並みの早起きです。駅舎は凄くお金をかけたモニュメントです。新幹線は地上を走っていました。 二戸の人は田舎の人で、まだ、人擦れしてない方々ですから、レンタカーを借りる時も、丁寧で親切に貸して戴きました。 こんなに気持ちよく借りられたのは珍しいことです。以後一日、優しい気持ちで運転できました。 ・04大湯ストーンサークル館 は秋田県ながら二戸駅から60分と近く、軽四レンタカーもよく走り、快適なドライブでした。 ストーンサークル館の事務所はNHKドラマ「縄文からの挑戦」のロケセットとして利用されたそうです。 また、ここは二つだけの環状列石ではなく、いつもいくつもの環状列石が四方八方にあり、まだまだ、これから先がありました。 秋田県大湯地域の縄文遺物は、また、独特です。「土版くん」と名付けられた数を表すとされる土の板は特に有名です。 驚いたのは、古CD上に乗せ、手作りのAC100Vモーターで、ギコギコとぎこちなく回っていました。 聞くと、国宝か重文かの本物だそうで、モーターの過熱や、振動による亀裂と破壊によって、ぐずれる可能性があると心配しました。 ・05御所野遺跡 は素晴らしい吊り橋を渡って行きます。沢山の訪問者がありました。イベントも多く行われているようでした。 御所野遺跡は配石遺構が円周上にあり、環状列石に移行する途中がよくわかるとされています。 また、カナダエスキモーの住居同様、屋根に土を置いた断熱方法で作られた竪穴住居が有名です。 また、鼻曲り仮面が有名です。 ・駅レンタカーはトラブルなく借りられ、二戸の人々の親切な心根がわかりました。 ・二戸→八戸へは、便数が少ないので、東北新幹線でも銀河鉄道でも早く来る方の列車を選ぶのが最善です。 ・新幹線で八戸に着き、ホテルを案内して戴くと調べたより高い。地場産業ビル内の宿泊施設を紹介してもらったが 一応他のホテルに行ってみるとやはり高い。それに、面白そうなので、地場産業ビル内の宿泊施設に投宿した。話のタネに。 ここはコインランドリーがないのだが、夕食の買い出しに行く途中にデイケア施設が運営していたのでそれを借りました。 |
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第四日10/5(土) 計画
旅程 森林博物館 青森駅西側4.2kmタクシ\1340 青森郷土館 駅東側3kmタクシ\980
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・是川縄文館に行くために短時間貸しのレンタカーを予定していたが、それがなく、重い荷物を引いてあちこち歩き、 ついにあきらめて、タクシーに値段を聞くと往復でレンタカーより安いとわかり、往復をこのドライバーに決めた。 バス路線は、本八戸駅に行きそこから離れた所のバスターミナルに行き、何回か乗り換えるという乗車不可能なもの。 ・06是川縄文館 の照明は芸術的な演出を目的としていて、隣の展示物とでも明るさが違い、撮影は大変でした。 このような照明はもう一館ありました。博物館では考えられないことです。 しかし、漆塗り製品や、採取塗装の技術を始め、他に見られないような特異な展示物が沢山あり、大変驚き、感激しました。 最初は、たった一館を見るのになぜこんなに費用が掛かるのかと、諦めかけた所でしたが、来てよかったと思いました。 また、タクシードライバから館や展示品にまつわる裏話を聞き、遺跡・遺物保存の困難さを知りました。HPで公表。 館の前では地元の人々が地元産品の即売をしていました。館員がそれを買ってあげるという優しさも見られました。 是川縄文館への最適の交通手段は、日曜日のみ運航の直通バスを利用すること。 ・二戸駅で緑の窓口がつかえ、自販機は難しく、駅員が連絡票を渡してくれたので特急券を持たずに新青森まで乗りました。初めて経験 新青森駅では循環バスねぶたん号が丁度あり、バス停で降りたが、森林博物館は遠かった。 ・07青森市森林博物館 は小牧野遺跡の出土品を見やすく展示しています。見事です。築70年の古風な建物です。 展示物の撮影は大変簡単に済み、楽でした。 で、そこから次、駅まですぐ、と言われあるく。これもまた遠かった。私が疲れているからか、彼らの体力が優れているからなのか、 ついに駅からタクシーを拾った。始めからそうすべきだった。やはり、疲れ切っているようでした。 ・08青森県立郷土館 は撮影許可制で写真利用は不可能です。が、展示物には素晴らしいものが沢山ありました。 ここは立派な博物館です。現在世界最古の16500年前の太平山元遺跡出土の無紋土器を展示しています。 青森県立郷土館 青森郷土館は事実上 撮影禁止 写真利用は不可 ・夕闇迫る中ホテルを探して歩く。道に迷い客待ちタクシーに相談。駅近くのホテルニュームラコシが安くて便利。30分歩いて投宿。 |
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第五日10/6(日) 計画 翌日月曜日には休館しない博物館を巡れるように計画しました。しかし、実際にはプラン変更↓
実際の旅程 各博物館で亀ヶ岡には何もないとたびたびアドバイスを受け予定を全廃し 三内丸山遺跡と棟方志功記念館と駅周辺観光スポットを訪ねた。 青森駅8:05発免許センター行きに乗車。以後のバスは付近で適当に。 三内丸山には、市内循環バスねぶたん号など、各社のバスが沢山通ります。心配する必要はありませんでした。 |
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・09三内丸山遺跡 では、殆どの来館者が縄文時遊館には入らず、遺跡だけを見て帰ります。完全に観光地化されています。 縄文時遊館ではガイドの女性に案内をお願いし、写真を撮りながら見て回りました。二時間余りでしたが有意義でした。 遺跡見学では、定時毎に出発する案内ボランティアについて行きました。 少し自己流の勝手な解釈も付け加えていました。ま、仕方ないだろうと思いました。 吉野ヶ里遺跡の1/10くらいの広さですが、解説がなければ何もわからないです。 ・棟方志功記念館 は当然写真は禁止。独特な才能の芸術家だと思いました。 ・アスパム は観光物産館です。外見ほど広くなく、土産物販売に特化した施設でした。土産を買ってすぐに送れるシステムです。 ・ワ・ラッセ は ねぶた祭り館で、一日中大きな太鼓の音が響いていました。青森県人には大うけでしょう。 ※ホタテガイ は普通サイズで1個¥100〜¥150。青森市内の普通の定食屋(1食¥1500〜¥1600)で 帆立貝のおつくりだけを頼むと、二個使った刺身が¥1250。普通¥5〜600のものです。そんな高い物はない。 ホテルの女将もあきれていた。青森県人はつけこむんだ。こんなんだ。¥298で6〜8個入りをスーパーで売っている。味は同じ。 |
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第六日10/7(月) 計画 月曜日は三内丸山遺跡、函館北方民族資料館のみ開館 ためにこの計画を立てましたが実際には↓ 目的地 青森市 函館市 荷物は三内丸山総合案内 函館名物食材 いか 海産物 朝市 函館泊 見学先 三内丸山遺跡 縄文時遊館 函館北方民族資料館 017-766-8282 年末休 0138-22-4128 旅程 @青森駅バスE乗場8:05 or 9:00 以降毎正時 運転免許中心行き 上を逃した時JR青森駅8:23→8:28JR新青森駅タクシー\1250 A帰路三内丸山遺跡前発バス11:48以降毎48分にある。タクシー¥2240 B函館行き特急列車 青森↓11:34 12:04 12:45 14:40 15:51 16:54 18:56 函館 13:44 14:31 14:58 17:01 17:54 18:53 20:47 函館見学先 北方民族史料館バス・市電で0138-22-4128 午後7時まで LCSA元町「北方民族資料館前」下車 徒歩すぐ 函館泊 ホテル シャローム・イン2 3600/4800 0138-22-3000 スマイルホテル函館 3900/4500 0138-27-2700 駅正面で最も便利で安いここに投宿 函館 ホテル駅前 4980 0138-23-3589 実際には この日青森では八甲田山に登りました。私より年配の超元気な老爺・老婆で、山は溢れかえらんばかりでした。 函館の計画はそのままです。 |
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・前日、三内丸山遺跡の開館を待っているとき若くて可愛らしい山ガールに出合い、話していると、 八甲田山毛無岱が紅葉真っ盛りと聞き、がぜん行ってみる気になりました。大学時代以来40年ぶりでした。 ・八甲田山ロープウェイ 山頂から山腹にかけて紅葉が始まっていた。ボランティアガイドについて回ったが、足が速かった。 本州最初の紅葉を見ることができました。 ・青森13:00発スーパー白鳥13号は特別に竜飛海底駅に停車し、事前申し込みの大量の鉄ちゃんを降ろし見学をさせていました。 最初は何事が起ったのかとびっくりしましたが、たまに行われるイベントのようでした。 ・新青森〜函館間は新幹線建設工事が急ピッチに行われ、間もなく全通しそうです。問題は、その後在来線がどうなるのかが問題です。 函館は4,5回来ているので、懐かしいのですが、何か様子が変でした。そのうち、バスの女性ドライバーから津波の罹災を聞きました。 駅周辺の道路ではまず、マンホールの蓋が跳ね上がり、海水が溢れ出しやがて防波堤方向から押し寄せてきたそうです。 駅前客待ちのタクシードライバーは、駅の中から突然海水が押し寄せ、客待ちをしていたタクシーは押し流されたそうです。 駅構内の客は階段やエスカレーターで二階に上がり、被害はなかったそうです。 このため、浸水した朝市は現在取り壊し再建中で、駅周辺の様子が変なのは浸水して取り壊した建物の跡地が目立つからでした。 ・ホテル三軒目に駅真ん前のスマイルホテルにはいり、偶然超格安なのにあたりました。ラッキーです。 ・10函館北方民族資料館は、函館駅前から循環バスですぐでした。 なかなか見ごたえがあり、縄文理解に参考になるものもあった。 |
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第七日10/8(火) 計画・実際 目的地 函館市 函館朝市 函館泊 見学先 縄文文化交流センター・垣ノ島遺跡(0138-25-2030第4金休) 大船遺跡(0138-21-3472) 旅程 バス函館駅⇒函館空港 ホンダレンタカー 0138-59-2121 空港⇒函館縄文文化交流中心(垣ノ島遺跡)⇒大船遺跡 ⇒空港⇒函館駅前⇒函館市立博物館 見学先 市立函館博物館 0138) 23-5480 市電JR函館駅前から市電2系統谷地頭行に青柳町で下車7分 バスは函館公園行き 函館公園前下車 函館↓7:04 08:30 14:00 15:18 17:11 洞爺↓8:37 10:04 15:50 16:52 18:59 |
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・函館駅前からレンタカーで移動してもよいのですが、運転に自信のない私は、郊外の空港から田舎道を走ろうという魂胆。 北海道のカーナビは随分古く、バイパスや、新しい施設も登録されていません。 電話番号を認識するか借りるときに必ず試してみてください。 ・11函館市縄文文化交流センター 中空土偶の本物の展示が有名。 北海道南部渡島半島の縄文時代をまとめて展示されており、東北とは違う北海道の縄文が一目瞭然でした。 案内嬢の説明は大変すばらしく、訪れた場合には必ず案内を頼むことをお勧めします。 ・この日、奇妙な男二人が私たちの側からついて離れなかった。 遅れて入ってきた、背広の若い男は展示を見るでもなく、ガイド嬢の話を聞くでもなく、ストーカーのようにそばを うろうろしていた。 これが視界から消えると上着を脱いだ中年男が入ってきて、ずっとそばにいた。本人は隠れているつもりらしかった。(笑) 私の見学が、最後の国宝「中空土偶」の撮影で終わると、男は館外に出ずに逆に入口方向へ引き返していった。 私は、手を洗おうと歩いていくと、さっきの若い男が洗面所方向からやって来た。その時思った。こいつが犯人だ。 その男は数mの距離からでも臭かった。「こいつが、クサイッ!」(笑) 実は、中年男はそばに来たとき、手の中の持ち物をガラスケースの上に置いた。 手帳と一緒にLEDで大きな赤い数字が表示された警察無線がON状態で見えた。見せたかったのかもしれない。(笑) ・12大船遺跡 深さ2mもある竪穴住居跡がいくつも再現されています。 見学後さっきの上着なしの男が来て、管理人に「おい!なんかかわったことなかったか」と怒鳴っていた。 管理人は何だこいつといった顔して、「なんにもない」とふてくされていた。(笑) 何なんだこいつは。(怒) ・13函館市立博物館 函館市近辺の縄文から続縄文時代の様子が展示されています。HP写真は旧館を使っています。 |
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北海道 森町 鷲ノ木環状列石遺跡の出土品展示について
料金は無料です。 赤レンガ展示についてのURLは下記のとおりです。 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/bns/jomon/redbricks.htm |
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第八日10/9(水) 計画 苫小牧は水曜日が全市的に定休日。特に注意 目的地 洞爺・伊達紋別・白老・苫小牧 名物食材 ホッキ貝 苫小牧泊 見学先 入江・高砂貝塚館 北黄金貝塚公園 白老アイヌ民族博物館 苫小牧美術博物館 0142-76-5802 0142-24-2122 0144-82-3914 0144-35-2550 旅程 函館⇒洞爺(7:04→8:37)(8:30→10:04) 洞爺駅レンタカー0142-76-4206 南千歳で乗り捨て(料金なし) 旅程 洞爺⇒伊北黄金貝塚情報センター⇒白老アイヌ民族博物館⇒苫小牧美術博物館 苫小牧泊 ホテル杉田 3900 0144-34-2619 駅近くで綺麗なホテルでした。 グリーンホテル 4500 0144-32-1122 ビジネスホテルモトナカノ 4300 0144-32-6066 |
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・早朝、函館駅から3度目の洞爺駅へ。洞爺駅では常に不快なことが起こる。以前は、特急券だけを求めたのに わざわざ一枚の切符に乗車券を隠して付けて高額で売りつけた。この時先輩駅員がそれを見咎めて事なきを得た。 その時も、レンタカーを借りたが強欲で高額をせしめようとした。 今回、何回も途中下車を繰り返してきた切符。どこの駅も途中下車印を押さなかったのに、押すなというのに、あほな理由を付けて押す。 レンタカーでもやはり、トラぶった。この駅の職員はいつも奇妙にセコく、横柄で高慢で、不親切だ。 ・ま、ここから二日間はレンタカーでの移動。落ち着いて事故のないようにと思ったが、また、怒りに満ちた気分になった。 旅行疲れか、車を運転し始めると15分で眠くなる。よく気を付けよう。 ・14入江・高砂貝塚館 貝塚トンネルと展示館は別のところにありました。噴火湾沿岸の特異な出土物がありました。遺跡規模極小。 管理人の女性が貝塚トンネルの公園に行って閉まっていたため、イラついてあちこちの扉をガチャガチャ。 戻ってきた女性にも当り散らし、ろくな事をしなかった。すべて、洞爺駅の駅員のせいだ。クソッ! ・15北黄金貝塚公園 丘の上にある貝塚で有名。 人骨が多数出土し、今後さらに周辺の土地を購入して遺跡調査を予定。これから進展するようです。 館は実習に来た高校生で満杯。出てきた案内嬢が実に気さくでからりとした性格で、話して、説明を受けている間に 私の気分もからりと変わることができた。ありがとう。 ・16白老アイヌ民族博物館 生涯三度目の訪問。白髪の老人がお二人で解説をされていた。健康で大変な体力と、老化しない頭脳をお持ちでした。 アイヌ民俗資料の研究では最も参考になる施設でした。 アイヌ文化は 縄文の後、続縄文、その後の、擦文の、後の文化です。直接のかかわりはないが、 狩猟・漁労・採集の生活方法は共通部分があり、参考になります。 話しかけてくださった解説ボランティア老人のおかげで随分いろいろなことがわかりました。 ・17苫小牧市美術博物館 は撮影許可制です。事実上の撮影禁止です。地域の有名遺跡の土器が少し展示。 正直、撮影10分もかからず、あとはホッキ貝の食べられる店の話で盛り上がっていただけでした。 ・高級高額ホテルがあまたある中で安い宿だけを選んでいるので、何も期待せず、何が足りないかだけを気にしています。 ほぼ満足です。 |
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第九日10/10(木) 計画 目的地 二風谷・千歳・恵庭 小樽泊 見学先 二風谷アイヌ文化博物館 千歳市埋蔵文化財中心 恵庭市郷土資料館 01457-2-2892 0123-24-4210 0123-37-1288 旅程 苫小牧宿⇒(90分)二風谷アイヌ文化博物館⇒(100分)恵庭市郷土資料館⇒(10)千歳市埋蔵文化財中心⇒新千歳レンタカー返却 南千歳泊 ハイパーホテル千歳 5100 0123-49-3000 札幌泊 札幌ハウスユースホステル 3885 011-726-4235 小樽泊 小樽グリーンホテル別館 3900 0134-33-0333 本館 5000 ビジネスホテル大幸 3500 0134-23-0687 小樽は最近空室が少ない。たまたま泊まりました。 ホテル稲穂 4700 0134-33-8841 若葉荘 3500 0134-27-3111 実際にはこの日、札幌市埋蔵文化財中心 旧道庁赤レンガ庁舎の展示も見学することができました。 |
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・苫小牧から長ーい産業道路を通ってかなり疲れる行程でやっとバイパスに入る。まわりに合わせて走りましょう。 バイパスから二風谷方向に折れると、この付近はパトカーの常習取締り地区です。60km以上は決して出さないように。 ・二風谷は沙流川ダム周辺に、二つのアイヌ博物館、考古博物館、遊園地、ダム湖周辺の自然公園などの沢山の施設があります。 ・18二風谷アイヌ文化博物館 屋根と館の構造、展示方法と照明のため、写真には必ず外乱光が入る。撮影できない館でした。 展示物は白老と全く同じでした。解説や案内はなく、質問不可でした。 同じ敷地内に沙流川歴史館があり展望台が眺望がよいのですが、 ・19沙流川歴史館 川の歴史と誤解する名前ですが、沙流川ダム周辺の考古歴史館です。この地域の考古資料は大変貴重です。 こんな山の中にと思うほど、豊富な資料が発掘されています。必ず立ち寄ってください。 ・20恵庭市郷土資料館 カリンバ遺跡の漆工芸出土物展示 長い長い道をたどって着いたのは小さな博物館。周辺は自衛隊基地と農地と、一部に近代都市。 小さな館ですが、登館者が多いのに驚きです。縄文後期の大量の漆工芸遺物は大変貴重です。 ・21千歳市埋蔵文化財センター キウス周堤墓群展示 水鳥の土偶が有名。 中学校の校舎を転用した建物ですが、展示スペースや方法を工夫して、立派な施設にしてあります。 重要な展示品は全てレプリカだそうです。 キウス周堤墓群の模型と展示品が最重要です。やはり驚きと発見がありました。 ・駅レンタカーはトヨタレンタに車を返却。 新千歳空港駅から札幌まで快速列車多発で便利。15:50頃札幌着。タクシーで20分以上。 何とか札幌埋文の見学可能時間に間に合いました。 ・22札幌市埋蔵文化財センター 初期モンゴロイド顔の土偶が有名です 札幌駅からタクシーで¥2700余。地図と裏腹。かなり遠い。 写真は許可制。転載禁止。事実上。札幌市埋蔵文化財センターは撮影禁止と同じです。 民博からのジオラマの借用展示品は絶対撮影禁止でした。 私のように細かく写真を撮るとやはり随分警戒されます。只の趣味だといっても警戒されます。 ・埋蔵文化センター前で懐かしい市電に乗ろうと待っていると夕闇が迫ってきた。 終点から旧道庁は近くですと言われたが、とても遠かった。歩くほかに手段はなかった。 北海道の縮尺は本州の3〜5倍くらいあるのではと思うくらい違う。 ・23旧道庁赤レンガ庁舎鷲ノ木遺跡出土物展示 夜景が美しく観光スポットですが、午後7時までは内部を見学可。二階が考古や北方民族とアイヌの展示場。 入れると知らない人は外から眺めるだけでした。もったいない。 ・ホテルについて 20年以上前から小樽に来ると、いつもグリーンホテル旧館に投宿していました。 宿泊単価の高い千歳市や札幌市を避け、小樽ならと真っ暗な中を快速列車で行きました。しかし、 今、小樽は建設ブームで工事関係者が安いホテルを占領していました。仕方なく近所の安宿へ行きました。 女将さんは綺麗好きで、いい人。真面目で親切な人。ホテルも室内もよく清掃。装飾もお手製。冷蔵庫もある。 しかし、設備は極端に古く、室内のトイレは電燈が切れていて、換気扇を回すと大音響で使用不可。 何よりも困ったのは、水場がない。トイレ後手を洗うにも、歯を磨くにも下に降りて風呂場に行かないとだめ。 とっても不便でした。 ついでに、私は旅行に出ると必ず一日一食。夕食のみしか食べない。 夕食はスーパーへ行って白飯とご当地名物の刺身と果物とチョコレートを買い、食べて、7〜9時には寝る。 今回この方法で体重が1kg減りました。(笑) |
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第十日10/11(金) 計画・実際
旅程 @宿⇒札幌市総合博物館(運河館)⇒小樽駅⇒
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・24小樽市総合博物館(運河館) オショロ環状列石 激しい雨の日で、9:30開館を知らずに行くと、管理人や掃除の人が中に入れてくれて、開くまでに、自由に見て下さいと。 ありがたく見せていただくと、近代の百貨店の再現があり、その構造は与那国島で見た百貨店と同じ構造で この形式が当時の日本の果ての北海道にも沖縄の果てにも、日本中に普及したことが驚きでした。 考古の展示も充実しており、忍路環状列石(オショロ)の出土物など多数。 その中で、箆型木製品(へら)といわれる是川遺跡のみ出土と言われているのと同じものがあった。 重要なことなので学芸員さんにに話しておきました。) ・札幌から岩見沢方面行きに乗り換え、「大麻」下車。当然、切符は無効印を押して持ち帰りました。 北海道には大麻が自生しているとはいえ、こんな名前の駅は大笑いですから。⇒タクシー移動ぼられる ・25北海道立埋蔵文化財センター 北海道各地の不思議な遺物が沢山ある。 本当に埋文らしい内部でその辺にコンテナ入りの発掘品が置いてあったりと、作業場の雰囲気を出しています。 それでも、本物の遺物ばかりで、驚くようなものも多数あり、興味深かったです。 平日だから課外授業かで数人の女子小学生が展示物のクイズを作り、出し合いながら館内を走り回っているのに、 学芸員の誰も何も言わずにこにこして見ていることに驚いた。 確かに暴れてはいず、真剣に没頭していて、決して展示物と衝突したりしていない。何か信頼関係があるのでしょう。 ※重要 埋蔵文化センターから記念館へはタクシーか、Googleマップを印刷して一直線に歩くかです。 行って見て分かったなんとこの道は山道で舗装もなく、崖もあり、チャレンジコースです。 それを知らずにこの日私は、 土砂降りの雨の中を、道に迷い、道路に出て大回りしました。これしかなかったのです。 ベトベトのドロドロで汗でビショビショ。足は痛いし散々な目にあいました。 歩きながら、タクシーが見えたら乗って帰ってやろう。どうせ何もないさ。と思いながら歩きました。 しかし入館後、登館してよかったと、感動しました。 ・26北海道開拓記念館 考古から現代までの文物を集めた資料館です。資料は大変豊富でよく整っています。歴博にも劣らないと思います。 12月頃に、どこかの博物館と統合されるようです。その先どうなるのでしょう。 ・帰りは館の前からバスに乗り、新札幌、札幌、バスターミナル、高速バス、網走へとかなり楽に行けました。 ・網走への移動 都市間高速バスは¥6000所要約6時間。JRオホーツク号は乗車券+特急券で¥9000で所要時間ほぼ同じ。 これだけ違うと安ホテル一泊分ですから。 ・ホテルについて 古いホテルで食事の煮炊きの匂いがします。5人くらいの老夫人を雇っています。女将は親切丁寧で真面目な人です。 従業員は陰では働かず、部屋は綿埃が多く、点検で見える側は掃除するが見えないところは掃除しない。 だから、浴槽につかって入口を見ると便器や洗面台の裏側は糞便やら汚物やらが付いた流れたまま。 わざと何年も掃除していない。 最近話題のアルバイト従業員のいたずら写真の投稿と同じ。 使われていると反感が湧き、わからないところで悪さをする。 私の生家でも、庭の掃除に雇うと、庭木を盗んで帰ったり、池の大きな鯉を盗んだり、ろくな事はしなかった。 |
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第十一日10/12(土) 実際 目的地 網走市 網走泊 見学先 北方民族博物館 モヨロ貝塚館 網走市立博物館 旅程 網走駅前バス停(9:30)⇒北方民族博物館⇒モヨロ貝塚館→タクシーor徒歩→網走市立博物館→タクシーでバスセンターかホテル |
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・網走市内は一時間一本の あばしり観光施設めぐりバスの一日乗車券¥800を利用すると便利で安価に効率的に回ることができます。 2回乗車すると¥800の元はとれます。小さに街なので一般バス料金は結構高いのです。 ・27北海道立北方民族博物館 日本最大の資料館です。特に衣装の収集が優れています。 カナダやグリーンランドなどエスキーモーやアイヌなどを含む広く極地方の文物が収集されています。 同時にモヨロ遺跡出土の考古資料も展示され、北方文化を比較するのに大変参考になりました。 ・28モヨロ貝塚館 長らく休館していましたが新築開館し、フィールドは現在も工事中ですが、エレベーターで入館する建物です。 館内では案内嬢が鹿皮で手作り再現した古代衣服を着て案内して戴けます。 オホーツク文化は道内の文化とは別もので、極めて珍しく、参考になりました。 ・29網走市立郷土博物館 郷土博物館にはバスは行きません。そのレベルの施設です。 建物外観は大変ノスタルジックです。館の管理人さんも素晴らしい人です。展示物も大変良いです。 昔の展示で、埃をかぶってただ棚に置いてるだけ。ライティングなし。撮影には不向きでした。 ただし、誤解してはいけません。整備不良ですが、よい展示物はあります。 |
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第十二日10/13(日) 目的地 帰着 旅程 網走発高速バス9:00⇒札幌駅バスターミナル14:50⇒JR札幌駅15:10⇒新千歳空港15:46 ⇒飛行機にて帰着 旅程
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・一日中バスと飛行機に乗りっばなし。待ち時間は空港での土産物屋回り。なんと不健康な。(笑) 私はLCCが大好き。JAL、ANA、AIRDOなどの高額運賃の飛行機に乗るなら、その分日程を伸ばして観光するか、土産物を買う。 もったいない話です。倍以上の高額運賃を支払うなんて。 |
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