[戻る]
[TOP]
嵐山錦秋
文と写真 ゆこ
京都嵐山の晩秋を訪ねました。
随分更新が遅れて申し訳ありませんでした。
長い間にはこんな事もあるんですね。(って、自分で納得していてはいけません)
四季を通じて観光客の絶えない京都。その中でもひときわの嵐山。
木枯らし一番が吹けばもう終わりという、散り際寸前の紅葉でした。
渡月橋
早朝の嵐山は静謐
晩秋にふさわしい
落ち着きを見せています
只、斜めからの朝日の光線は撮影に不向きです
錦
普段見過ごしている
優しい光です
眠い目をこすり始めた街が、目覚める頃
茜色に染まった街探検を
始めます
竹林の道
入り口は意外にも民家の間の路地
映画ドラマポスターで有名になった竹林へ
って、まだどの寺も拝観していないので仕方なく
俥での観光もいいですね
只、勇気がない('〜`;)
この小路は早朝から掃除されています。最敬礼です
野宮神社
nonomiyajinjya
突然神社が現れました
驚きました
京都の神社は独特の雰囲気で私は近寄りがたい
掃除して下さった方に感謝しつつ
美しい竹林を迷って
┐('〜`;)┌
同じ所に d(⌒o⌒)b
実はポスターの撮影場所を探していたのです。
神社の横にその道がありました
朝日を受けて小倉山が
燃えています
水蒸気の多い霞んだ光
うっそうとした竹林は
本当に暗い。
暫くするとこんな人混みに
茅葺きの個人住宅
維持費の掛かる、樹齢150年以上の楓を庭に持つこの邸宅は
どんなお金持ちなんでしょうね。
この楓の幹のひねり具合に感激
落柿舎
現代的な農耕方法をとらないこの畑は落柿舎に不可欠な借景です。
私は子供の頃見た時代劇の一場面が必ず蘇ってしまうこの風景を、こよなく愛しています。
楓よりも晩秋の風景。
ノスタルジーです
落始舎は来年から
解体修理されるそうで、
数年は素屋根に覆われるそうです
嵯峨ので一番のお気に入りなので
良い時に来たと思いました
筧(かけひ)の周囲のもみじか撮りたかった
晩秋らしくモズのしきりと啼く方を見ると
熟した柿の実をついばんでいました。
流石俳句の庵です
二尊院
嵐山には沢山の寺社があり、ガイドにも全てが
紹介されてはいません。
が、庭園は素晴らしい。
山門からの長いアプローチは禅寺特有の静謐な
幽玄さを高めてくれるかのようです。
このアングルが好きです。ただ、光が、色彩が、
早朝の写真は難しいですね。
この門の切り取る
額縁に入ったようなこの絵が好きです