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Dr.コトー診療所 ロケ地3 (与那国島)  (サンニヌ台久部良バリ)      photo by masat

 与那国島の海岸段丘地帯を走る
   昔 シナ陸塊は現在より太平洋側に張り出し、巨大河川が流れその河口が現在の
  トカラギャップ(海裂)にあたるという。やがて日本海が沈み込み琉球舟状海盆が沈下し、
  取り残されたシナ陸塊辺縁部が琉球弧を形成し、激しい断層活動によって
  その西側に火山島が列状に出現した。

  これによって 琉球列島には 火山島(粟国・久米・など)
          堆積岩でできた非火山島(与那国・西表)が存在する。
  与那国島は間氷期の海面上昇によって海岸段丘上に石灰岩層を形成した堆積岩の島である。

  島は断層活動が激しく島の周囲は切り立って、古来よりドナン(渡難)と呼ばれたそうだ。
  事実海は波が荒く、台風の後には海底から丸く浸食された巨岩がいくつも海岸に打ち上げられるほど。
  冬場は強風で海はおおしけとなり漁にも出られないという。  ドナンという意味が理解される。

  アルカリ性土壌の島中央部の海岸段丘部はサトウキビ栽培か放牧に当てられている。
サンニヌ台から東崎
agari-zakiに向かう。
東崎灯台入口
ウブドゥマイ浜ツア浜 いつ来ても激しい波 日本海越前海岸に酷似
風力発電に最適の島 数が増えれば島の電力 を全て賄えるでしょう。 灯台下に新設された道路
を発見。下っていくと サーファーで賑わって いた。日本最西端でサー フィン。いいですね。
マリンスポーツは通年 楽しめそうで、冬場の 大波は上級者向きかも あとは、宣伝活動を、、
ロケーション最高! 風車の下には与那国馬 可愛いですね。 段丘上から断層でできた中央部の谷底地形を見
ティンダハナタ。景勝地(祖納sonai集落) 久部良バリ(久部良集落)過酷な人頭税の歴史を 伝える昔話が残る。人減 らしのために人々に
この岩場を跳ばせたと。 真偽は不知。跳べそうで 落ちると死ぬ恐怖。 決して試さないでね。
この付近には俳優 の別荘もある。  クブラバリ(久部良割)の他にトゥング田(人升田)というのもあります。
 現在人口1700人のこの島に2400人も住んでいた過去もあるそうです。周囲24kmの小さな島。近隣に島嶼はなく、最も近いのは台湾島。
 自給自足が原則のこの島では人口問題と納税問題が重大だったのでしょう。
 しかし、これは、島のイメージを落としてしまいそうな話です。祖納港なんて、租税を納める港という意味かな、、