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 北海道の観光 4 2022.06.09(木)〜6/10(金)

 知床・斜里

交通 レンタカー
近隣の観光地
  



01羅臼町
02羅臼漁港
03漁港
04倉庫群




10知床峠
11半島横断道路
14頂上・展望台
16ウトロへ

20ネイチャーセンター
23知床自然センター
25ウトロ付近

30斜里町観光
31いっぽんの道
32知床の山々
34天に続く道
  

 01羅臼町 2022.6.9

知床半島は、東側の羅臼町西側の斜里町に行政区分されています。
羅臼町はその対岸に国後島があるためか、海上観光が行なわれておらず、巨大漁港と奥知床に秘湯の湯があります。
秘湯には火野正平さんもお色気刑事ドラマでロケに訪れています。

羅臼町と周辺地図 羅臼町内
漁師町。羅臼昆布の→
右に国後島が見えるはず
漁場はこの沿岸です。
火山半島知床は温泉も多い

おいしい昆布がこんな

海岸のそばで採れるなんて北海道はすごいです。
岩に生える昆布。

 02羅臼漁港
 03漁港
奥知床に向かっていると、巨大な構築物が見えたので寄ってみました。

羅臼漁港 港湾施設群 人工地盤上の港湾施設
巨大な魚市場 中は魚市場です 対岸の倉庫・加工場 冬場の風雪と寒冷のためか素晴らしい施設になっている。

 04作業場・倉庫群・漁撈資材置き場
 いやはや、地の果て知床にこんな巨大施設が建設されているとは思いませんでした。
 北洋漁業は、きっと大変な漁獲と収益をもたらし、とても重要な産業であることを痛感しました。
 これまで通って来た北海道沿岸の漁村はとても小さなものでした。
 その印象があったので、知床周辺、北方四島周辺が如何に豊かな漁場であるかということがよくわかりました。
 05
 羅臼漁港と対岸の国後島までは27kmその間の国境線までは13.5kmである。 ここは根室海峡だが、根室水道のように狭い。こんな狭いところで漁をしている。
 長い間北海道の漁民が拿捕されたというニュースがしょっちゅう聞かれた。どれほど北の方のソ連国の領海に入って操業したのだろうと思っていた。しかし、それは間違いだった。今日はじめて気が付いた。日本のすぐそばで拿捕されたのだ。なんという悲劇。
 拿捕されると身代金を払って船員だけ取り戻し、船は没収。ロスケが塗装し直して使っていると聞いていた。日本の漁船は優秀だから欲しかったのだろう。拿捕話は現在ではとても少なくなった。それはきっとGPSの発達のおかげだろう。
 こんな狭い水道を激しい潮流が流れ、冬は恐ろしい暴風雪が渦巻く中での操業だ。作業中に漁船が流されてロスケの領海に入ることもあるだろう。また、金と漁船が欲しいロスケが因縁をつけることもあるだろう。連中の測地術はそれほど発達してはいなかった。
 北方領土を取り戻したいという願いは、本当に切実な願いだとよくわかった。時期米大統領選でTranpが勝てば、ウクライナはチンプーの思いどうりになってしまう。米EUが勝てばロシア解体。北方四島を取り返す契機があるかも。2024.7.17現在Tranp勝利となっている。 
 


 10知床峠

地図

 11半島横断道路 2022.6.9

麓の道路は曇り

随分、雲が近付いてきた
標高738mの残雪

麓で見た雲がそこに掛かっている。

 14頂上・展望台

雲中何も見えず
北方領土方向指示版
観光バスが登ってくる
残雪や北方領土が見えるからな

 16下り、ウトロ方面へ
登りとは違って、一転して晴れた青空。知床半島に向かって国後側から湿度の高い風が吹き、知床半島の斜面を這い上って遂に雲霧となったようだ。
ウトロ側は海の湿気を落とした乾いた風が晴天を作っていた。
すると、ロスケが占拠している国後島は昼間も暗く海霧の立ち込めた、ビタミンD不足のクル病になりやすい湿った陰気な島らしい。

 

 20ネイチャーセンター
 23知床自然センター

 知床観光船事故
 2022年4月23日。私が北海道に出発する約1ヶ月前に、ウトロ発の知床観光船が浸水事故を起こし、乗客と共に沈没し、誰一人として助かりませんでした。この時期の海水温は3〜5℃といわれ、たとえ救命胴衣をつけていても海に入ると低水温で1分も生きていられないと言われています。
 そして、船は何と瀬戸内海を航行する構造の弱い船で、厳しい風波の外洋に耐えられない船でした。事故が起こって当然の船舶と、拝金主義の会社運営。経営者と従業員の対立と、大量退職。そのような混乱の中で起こりました。

 海域にふさわしくない船を安いからと買ってきて、利用する例はよくあります。
 30年前、当時小学生だった息子と沖縄旅行をし、石垣島離島桟橋から西表島へ渡った時、大変よく揺れる船で有名で、ガイドブックにも記されていました。船内のいたるところに嘔吐物を入れる袋が沢山ぶら下がっていました。私たち親子は三半規管が強いのでそんな船酔いなどしませんでした。
しかし、これはきっと役に立つと思い、私たちはその袋を少し頂いて島に上陸しました。
そして、その後その袋に星砂を沢山入れて実家に送り、子供の学級にお土産として配りました。
 が、その船内で発見したのは、その船が隅田川の遊覧船であることが書かれており、川船の廃船であったことです。
東シナ海の外洋を底の平らな川船が走れば、船は木の葉のように揺られるのは当たり前。今考えると恐ろしい体験でした。

 知床では、船舶関係者の対立と混乱、悪天候。誰も助けに行けなかった長い時間、乗客と乗員の待ち続けた救助船はついに現れず、船は浸水し、人々は自ら凍える海に飛び込み、たちまち絶命し、帰らぬ人となりました。
 このひと月後に北海道に行った私を含めた誰しも、知床観光をしたいとは思わなかった。遊覧船だけではなく、その他の施設にも人足はまばらとなりました。
知床はすでに観光地ではなく鎮魂の場となり、亡くなった人々の魂の安らかならんことを祈る場所となっていました。
 このような理由で、知床観光はいっさい行ないませんでした。

ネイチャーセンター ウトロ附近観光案内

 25ウトロ付近
ゴジラ岩があるウトロという地名はアイヌ語が語源。 「ウトロチクシ」で「奇岩の多いところ」という意味だ。
知床八景に選ばれている「オロンコ岩」をはじめとして、帽子岩・げんこつ岩・亀(ガメラ)岩など、その名の通りたくさんの奇岩が点在している。 引用


 半島を離れて
知床半島
耕起された広大な畑と知床連山
土壌のオレンジと連山の緑、雲霧の白がきれいでした。

畑地の周囲は防風林で囲まれている。
常時強風襲来地帯。
知床観光船は風に吹かれて岩に激突したのかもしれない。
 
 

 30斜里町観光  2022.6.10

観光と言っても私には沈没事故で、興味消沈。せいぜい、道路を走ることぐらいでした。
この時の「シレトコ」という響きは、とても重い、嫌な感じのする、聞いただけで心を曇らせる、悲惨な、名前でした。
今ではだいぶ薄れましたが、それでも知床観光に行きたいとは全く思いません。沈没の裏話があまりにもひどすぎる。見殺しじゃないかという人もいる。
何も知らずにニコニコとしたタレントを派遣して知床を紹介する番組も見かけない。

 31いっぽんの道 14.97km
オホーツク海に向かって二本の直線道路と交差し、ここでもかつての巨大な土木工事の痕跡がうかがえる。
斜里岳
休火山
火砕流の流れたあと
膨大な排出量
いっぽんの道
遥か彼方、海まで続く

あの向こうで火砕流の丘を越える

丘を下ると海が光って見えた

 32知床の山々
 知床半島は火山列でできている
 北海道を東西圧縮するユーラシアプレートと北米プレートのせめぎあいは、その下に沈み込む古太平洋プレートの海溝に並行して幾筋もの火山フロントが発生し、火山噴火によって、千島列島や知床半島が形成された。
 このように千島海溝千島列島、と同じ理由で知床半島が形成されている。
そして、知床半島を形成した火山列は、そのまま、摩周湖屈斜路湖阿寒湖の巨大カルデラ火山に連なる。


この辺は道路を走っていると
斜里岳
雄大な知床連山の美しい風景に出会う

右から斜里岳

遠音別岳
羅臼岳
知床岳


 34天に続く道 26.97km
いっぽんの道よりも長い直線道路。道路設計者の遊び心が見えてくる。きっと楽しかっただろうなと思います。


 35出発点の周囲
こんな田舎の直線道路なら、思いっきりブッ飛ばしたい気分になるところです。でもそんなことをすると、何かがあると確実に死にます。


この先ネズミトリはいません。
いい雲が出ました。 一挙にブッ… 出発点付近
ベタナギの海
北の海では珍しい
出発点に交差する別の道
その先は、海

 36走る!
本州では決して味わえない爽快感。 ・・・   きっと、いろんなところから、いろんな人がここから走るのでしょうね。
 事故ると死ぬる。鹿が出ると死ぬ。それでも走る

 シカは怖い。いつどこから飛び出すか全く予測できないから、私もこのあと、朱鞠内湖でシカの飛び出しに急ブレーキを掛けた。
 内地に帰ってから、シカと衝突した普通車の男性二人が亡くなったニュースを聞いた。全国ニュースになるほどの驚きだったに違いない。
 私は軽四。一瞬でぐちゃぐちゃになっていたことでしょう。

スタート地点
記念写真撮影台もある