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 第7回  2015/11/27(金)〜28(土)

        岡山県古代吉備文化財センター総社市埋蔵文化財学習の館岡山市埋蔵文化財センター岡山県立博物館
        〜倉敷考古館笠岡市郷土館

  岡山県の博物館・資料館は、大阪本町歴史クラブに対する岡山県立吉備路郷土館の写真削除要請 に象徴的に撮影禁止の感がある。
  しかし、この度「発掘された日本2015展」の機会によって県立博物館も撮影可となり、その他多くの館も撮影可で、尋ねることにしました。

  ※岡山県立吉備路郷土館はその後客足がなく閉館となり、総社市吉備路文化館として、考古展示とは無縁の施設となました。



  訪問館の通し番号に誤りがあり、一部修正します。実際にはこれも正確ではなく、改修中だった倉吉市博物館は入っていません。
  2016.8.12リナンバー作業で、西の縄文、青谷上寺地遺跡展示館を15としたため、以後をリナンバーします。
  これは今後のアップロードベージに対して反映させるもので、既アップロードページにはトラブル回避のため反映させません。
  従って重複番号が出現するのもやむなしとします。


      古代吉備文化財センター   22→16
      総社市埋蔵文化財学習の館 23→17
      岡山市埋蔵文化財センター   →18
      岡山県立博物館          →19
      倉敷考古館             →20
      笠岡郷土館             →21  とします。 2016.8.12心覚え

      蒜山郷土館  22
      鏡野郷土館  23


 11/27(金)

 岡山県古代吉備文化財センター22  岡山市北区西花尻1325-3  086-293-3211  休館日 年末年始 と 臨時休館 撮影可

  交通 ・岡山駅より吉備線で吉備津駅下車 タクシー サンタクシー086-200-0777  稲荷交通
       途中、吉備津神社は、朝鮮式建物配置で大変珍しく、見ていく価値はあります。

      ・レンタカー 岡山市内からレンタカーの方法もあります。岡山市内は大変混雑渋滞していてあまり適当とは思いません。
              駅近くのレンタカー会社は岡山駅のみです。

  見所 ・御子柴型石斧  北方アムール川からやってきた人々が北海道・東北・信州・関西を経て吉備で過ごし、
                  やがて種子島へと広がっていった。
                  その時に残していったもの。



 総社市埋蔵文化財学習の館 23 総社市南溝手265?3  0866-93-8071  平日開館 撮影可

  交通 ・タクシー 古代吉備文化財センターから中型で3000円でした
      ・JR服部駅から徒歩11分 (900m)

  見所 ・鬼ノ城関連の資料展示  ・弥生〜古墳の資料  ・弥生時代の土偶の一部(土面とも言われている)

         白村江の戦いで敗れた大和は唐・新羅連合軍の侵攻を恐れて半島から逃れてきた人々に習って
         九州から畿内に至る道中に建設された朝鮮式山城。

         近年まで謎の建造物とされていた。(笑)



 岡山市埋蔵文化財センター   岡山市中区網浜834-1   086-270-5066   日・祝・休日は閉館  撮影可

  交通  岡山駅東口バスセンター1番乗り場から、新岡山港行きor桑野営業所行or岡山ふれあいセンター行or湊倉益行きで
       網浜中で下車  墓地の中を行くと葬儀場らしき建物があり、それが埋文(笑)

  見所  縄文はわずかに展示



 岡山県立博物館  岡山市 北区後楽園1-5  086-272-1149  月曜休館 撮影禁止備考 巡回展の間撮影可

  交通 岡山駅東口バスセンター1番乗り場から藤原団地域 後楽園下車 後楽園入口の真向かいにある

  見所 「発掘された日本列島2015」の間のみ撮影可能。大変芸術的なものが展示されていました。






 宿泊11/27に岡山駅付近に宿泊しました。その時の記録です。

   岡山駅東口北の東横インの北側に安ホテルが集中し、南側にはカプセルホテルがあります。

       ビジネスホテル桃太郎     3500円ネット情報
       ビジネスホテルニューフタバ、 3200円〜
       ビジネスホテル新子       4500円
       ビジネスホテルオカザキ     3700円

   このうち桃T郎という所に泊まりました。この付近の安ホテルは全て古く、老夫婦が経営しています。歩くと外から見えます。

       桃T郎は自動ドアが壊れ、入るのやめようと思ったら中から開けられた。
       いきなり宿帳を書かされ、ハイ4000円といわれた。断ればよかったが、ままよ、と支払った。

    怒鳴り声

       すると突然、いきなり後ろを向いて大声で怒鳴り始めた。
       どうやら認知症の細君が後ろにいて、部屋の鍵がテーブルの上に置いてあった。それが、きちんとなってないと怒鳴りだしたのだ。

       なぜか、私は最初の一瞬ひるんだが、後は何ともなかった。カギを受け取ったがまだ怒鳴っている。
       二階についたがまだ声が聞こえる。
       部屋を開けると極端に古い。掃除はされていた。(室内までまだ怒鳴り声が聞こえる。)

     部屋の消耗品
       部屋には無料のエアコン・テレビ、バスタオル・フェイスタオル・ガウン(パジャマ替わりか)がある。
       トイレは蓋を開けると何人もの先客が飛び散らした便の飛沫がこびりついていた。
       バスは固形石鹸が一つ。ガラスコップはカビが生えていた。

       浴槽は何年も洗っていなくて、
       黒い縞がついていて、お湯をかけて指でこするとやがてぬるぬると垢が解けてプラスチック壁が出てきた。

     うんざり
       近くのスーパーで夕食を買って食べながら対策を考える。
       備品のフェイスタオルは雑巾のように古く劣化していた。なので、これで、バスに置いてあったバスピカを付けて浴槽をこすり、
       それから、便器をこすって何とかしようとした。

       便器だけはどうにも完全にはきれいにならない。仕方ないのでその程度で使用することにした。

     カラスは考える
       細君が認知症。しかし、このホテルのあまりの汚さ。コインランドリーも併設しているがあまりに汚いせいか客は無。
       そして、細君を怒鳴って、亭主はハアハア言いながらいたので、一目でおかしい。異様な怒り方。

       何十年も夫婦でホテル経営しながら、細君が認知症だからこんなに部屋が掃除できなくなったり、
       入口が壊れたままになったりはしない。
       そうだ。夫婦ともども認知症になっているのだ。全ての謎が解けた。

       宿帳を書くとき、宿帳が奉名帳であったし、名前がグヂャグヂャに消してあったりしたのは、この異変に気付いた客が
       断ったからだ。

     そう考えると
       別の宿に換えるのもいいが、深刻な問題。夫婦そろって認知症になり、今後この人たちは、どうなるんだろう。
       ボケながらもまだやっていけるうちはいいが、そのうち、ダメになったら、、、、先のことが心配である。

       それは、日本の老人問題が、どちらか一方が認知症というのが多く報道されている。しかし、両方は聞いたことがない。
       あって当然の話しだ。

       認知症で、ゴミ屋敷、夫や妻殺し。両方とも認知症の悲惨なというか、本人たちにはとっては両方ボケてれば、何もわからないので、
       まだ幸せかもしれない。 片方の世話をしょい込まなくて済むからね。

     深刻に考えた
       自分の認知症が進み、どうにもならなくなった時、他人に迷惑をかけないように、自殺ができるか。といえば、その時はもう手遅れ。
       この人たちは、両方ボケながらなんとか寄り添って生きている。凄いな。と、思った。感動した。


      ホテルに泊まるときは、
       空いていますか。 いくらですか。 ここで断らずに  部屋を見せてください。 お断りします。」を必ず言おう。
       台湾で通訳兼ガイドをしてくれた女性は、必ずこれを言っていた。

       高岡駅前のホテルでも値段は高いが全く掃除していない部屋であったし、
       茅野市の駅前ホテルも高額だのにベッドの下は空き缶・ゴミ・もうもうたる埃。
       ダニだらけだった。秋田駅近くの和風旅館も、きったないのに高かった。

       やはり、安ホテルに泊まるときのセオリー。高額ホテルならホテルを変える方がよい。業者が掃除を怠けてる。
       ホテルが点検しないから。
       なら、どの部屋も同じだから。ホテルごと換える。

       しかし、安ホテルから日本の病巣が見えてきた。なんて、ぞっとするね。




 11/28(土)


 倉敷考古館   倉敷市中央1丁目3-13     休館日 月・火  撮影可

  交通  倉敷駅より徒歩11分

  見所  瀬戸内地方の 旧石器・縄文・弥生・古墳・中世・インカの遺物が大量に整理・展示されている。
       おそらく縄文展示では西日本最大の展示館でしょう。

       この館には、学芸員として大変高齢の女性がおいでです。もの凄く頭がよくて、なんでもご存知です。ぜひ訪ねてみてください。

       昭和25年開館 私は小学生の時ここにバス旅行できた記憶がある。

       美観地区 考古館は美観地区にあります。観光がてらもいいかもね。

       美観地区の最も景観の良い堀端に土産物業者が入り込みせっかくの景観を壊している件は以前指摘しました。

       その後、一時なくなりましたが、また、以前のように物を並べて景観を壊す業者がいます。
       市はこれに慣れ、これを放置すると、美観地区の名が無実になることを知らないようです。



 笠岡郷土館  笠岡市笠岡5628−10   電話なし 連絡先0865−69−2155  休館日 月・祝日の翌日 撮影可

  交通  笠岡駅より徒歩10分 駅降りてすぐ左への道を線路沿いに行き、踏切を渡って海岸の堤防沿いにブラブラいくとすぐです。
       タクシーだとワンメーターの半分の距離です。乗るのがあほらしい。

  見所  縄文時代の貝塚遺跡 笠岡諸島出土の海洋縄文人の遺物。 古代遣唐使船が風待ちに祈った岩上祭祀の遺物

       「津雲貝塚と縄文文化」展が行われ、当日はシンポジュウムの日でした。
       しかし、大正時代に発掘され、遺物はほとんど散逸しているのに、いまさら何を言うのか。
       あほらしいので参加しませんでした。


 第8回  2016.03.30(水) 鏡野郷土館 蒜山郷土館


 鏡野郷土博物館 23  岡山県苫田郡鏡野町竹田663-7 0868-54-7722  月曜・休日休館 撮影可

 蒜山郷土博物館 22  岡山県真庭市蒜山上長田1694  0867-66-4667 月曜休館 撮影禁止


   3/30((水)
     今日、岡山県北部の蒜山町と鏡野町の郷土博物館を尋ねました。片道3時間。腰痛をフェイタスZで押さえながら走りました。

     蒜山郷土資料館では、館長さんと、撮影禁止だけれど書類を書いたら撮れますよ。
     来るときには事前に連絡をくれ。と言うことで、火曜に連絡して行きました。

     その時、もしかしたら発掘に当たった者が来てくれるかもしれない。と言うことでした。

     しかし、行ってみると女性学芸員さんがいて、写真は取れないとのこと、館長は休みです。
     で、まぁ仕方ない。あきらめて帰るかと、しかし、せっかく来たのだからと、
     質問をしていると、電話が掛かって来て、どんな風の吹き回しか、書類を持ってきて撮ってもいいということになった。

     で、学芸員さんと話しながら撮影していると、誰かが来た。学芸員がえらくペコペコしていたが、その男は顔が真っ赤だった。

     で、突然私の顔を睨みつけて怒鳴り始めた。
     写真なんか撮られへん。書類を出して、じっくり何週間も審議してそれから決定するんじゃ。
     今日の明日のとそんなもんやない。何言うとる。
     連絡先や、住所氏名や、電話番号を知らせとかんかい。そんなこともせんと、、、、私を愚弄罵倒する言葉が延々

     館長との約束と違うことを言い、、いきなり、私にどなり始め、自分勝手な言い分を押し付けて、、こんなこと、
     公務員が一番してはいけないことだが、同じことを何度も何度も繰り返して、

     ええか、今後のためにもな、よう教えといちゃるわぃ。などと。
     で、言うことがなくなったら写真撮ってもええ。HPに載せてもええ。営利目的に使わんといてくれ。と大声で怒鳴り散らし、
     いったん下がって、また、同じことをわめきに来る。 顔はいつまでも真っ赤だった。

     この時二つのことが浮かんだ。ひとつは、ここは旧八束村(やつかむら)。八墓村のことである。
     八束村事件は、世界犯罪史に残る凶悪事件で、

     結核体質の家系の男を村中総出で嫌がらせや差別を徹底し、犯人の男性も自己中心的な思い込みのもとに沢山の人を殺したのだ。
     このあくどい嫌がらせは、博物館にやってきた男の偉そうな一方的な罵倒。自己中心的な考えの押し付け。

     見も知らぬ人への一方的な罵詈雑言。

     ふつう人間は一人か二人を殺せば力尽きるものだが、十数人も殺し続ける執念深さ。
     いつまでもいつまでも何度も何度も思いついたように怒鳴りに来るしつこさ。

     これは異様だ。 八束村の人間はカーーッとなると止まらないんだ。殺されるかもしれないと思った。

     もう一つは、顔を真っ赤にして、怒鳴り続ける姿は、あの、岡山駅前のボロホテルの認知症の亭主そのもの。
     顔を真っ赤にしてわめき続けている。
     こりゃ認知症だ。若年性認知症だと思った。

     言葉の最後に写真撮ってもいい。ホームページに載せともいい。 と言いながら 怒鳴り散らす。 
     これって、自分が何を言ってるのかわかっていないのだ。

     で、何に腹を立てているのかもわからなくなっているのだ。

     相手にしたくないので数枚撮って、丁寧にお礼を言って帰り始めたら、奇妙に声を押し殺して、何を思いついたのか、
     HPのアドレスを言えなど言い出す。

     適当にあしらって出た。


     次に、鏡野町郷土博物館に行った。入口で書類に記入して、写真を撮って帰った。
     いや、そうそう、館内で作業している人がいて、小一時間しゃべっていた。

     内容は、この町の産業や歴史、風土、その他もろもろ。博識な人だったし、上手に話してくれる人だった。 決して雑談ではない。
     おかげで、遺跡の背景や土地の今に残る封建的側面も、よくわかってきた。


     さてさて、私の知り合いには、いろいろな博物館・科学館の館長経験者もいる。
     今度会ったら、岡山のこんな町のこんな小さな博物館で、こんなことをやる職員がいるがどう思うと聞いてみたい。
     きっと面白い話になるだろう。

     私は、紹介したいと思った館は、どんなに盛ってでも紹介してきました。琵琶湖博物館がいい例です。
     しかし、ここの館にだけは行ってほしくない。紹介したくない。本当にひどい館でした。

     客に突然怒鳴り散らす博物館て、みなさん行きたいですか。私が何を悪いことしたというんだ。
     言われた通りにしただけじゃないですか。沢山の博物館を回ってきましたが、生まれて初めてです。こんなところ。

     おまけに、お前の今後のために教えといちゃる。ゆうといてやるて。私より二十歳も年下のものが何を言っている。

     反論があれば送ってきなさい。