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  北陸の縄文と観光1 環状木柱列を尋ねて  2014.05.20(火)〜29(木)


  旅の目的 環状木柱列の謎を求めて

  ○環状木柱列とは
    ・環状木柱列は北陸地域に限った遺跡で、祭祀施設であろうとは推定されるが、それが何かは分かっていない。
     発掘の結果の公表も、木柱列の内外に何らの遺物の発見や、状況の変化などは報告もされていない。

     イギリスの環状木柱列を模したような復元をする遺跡も現れ、誇大な再現はしてはならないとおもう。

  ○南方系民族の継続的な渡来
    ・旧石器時代から南島文化圏からの人の流入が実証されており、
      台湾新石器時代と同じ風習が、縄文時代にあったことも事実である。

     例えば、抜歯は台湾原住民族が近年まで行っていた風習であるが、縄文後期に亀ヶ岡文化を中心に列島に広まった。

     それは、この文化を持つ人々がやってきて、過酷な気候変動に向かう時代に、その思想や行動が縄文人に崇められ、
     通過儀礼として亀ヶ岡式土器の不思議な魅力とともに、列島全体に広まっていったものと思われる。

  ○環状木柱列文化人の渡来
    ・同様に、環状木柱列の祭祀文化を持つ一団が、日本海ルートで北陸に来て、根付いたのかもしれない。

    ・特に注目するのはこの文化の閉鎖性である。

     チカモリ遺跡と御経塚遺跡は共に環状木柱列文化であり、距離も1q余しか離れていないが、
     出土土器や石器の形状はほぼ似ていない

     特徴的な土器文化を持つ御経塚遺跡から分かれた集落と推定されるチカモリ遺跡だが、
     土器装飾の非連続性は、二つの遺跡を見比べると驚きを感じる。なぜ似ていないのか。

     つまり、これらは大変閉鎖的な文化だったのである。

  ○環状木柱列祭祀とは
    ・台湾原住民族が九州ほどの狭い島で同じ南島語族に属しながら、部族だけの言語に分化していったのは、
     彼らの閉鎖性が原因であった。閉鎖性の理由は首狩りである。

    ・首狩りに伴う環状木柱列の祭祀場が残っており、それとの比較検討が今回の旅の目的である。



  ○観光
    ・それと、この地域への旅行は久しぶりなので、観光もしてみたいと思いました。(笑)


  ○訪問先
          遺跡・博物館
               石川県 チカモリ遺跡 御経塚遺跡(野々市市ふるさと歴史館 羽咋市歴史民俗資料館 真脇遺跡縄文館

               富山県 小矢部市桜町jomonパーク 小矢部ふるさと歴史館・考古資料館

               新潟県 長者ケ原考古館  フォッサマグナミュージアム 寺地遺跡公園 親不知ピアパーク
               富山県 朝日町不動堂遺跡 魚津歴史民俗博物館 埋没林博物館 富山県埋蔵文化財センター 北代縄文館
                     弓の里歴史文化館 立山町埋蔵文化財センター 立山博物館 富山市民俗民芸村考古資料館
               岐阜県 久々野歴史民俗資料館・堂之上遺跡 高山市飛騨民族考古館 関市塚原遺跡公園展示館
          観光
               石川県 金沢市夜景 兼六園
               富山県 五箇山・白川郷  黒部立山アルペンルート雪の大谷 黒部峡谷トロッコ列車と欅平 富山市内観光

          雨天のため予定変更で行けなかった観光地
               石川県 能登半島一周
               長野県 上高地
               岐阜県 奥飛騨温泉 新穂高ロープウェー
                                        

  旅の成果
 1.考古分野
    福井・石川・岐阜・愛知などでは撮影禁止の館が多く、特に石川県埋文では教育長の許可がなければ模写すらできない。
    しかし、研究が進み、謎が解明されているのではない。意味のない権力の乱用は大衆蔑視以外の何物でもない。

    国立博物館ですら撮影許可しているのに。地方学閥か権威主義か知らんが、情報秘匿して何になるんだ。

    個別にユニークな遺物はあるものの全体として大きな文化潮流はなく、環状木柱列も何も解明されていない

 2.観光
    世界遺産登録によって破壊に近い変化の白川郷や、中華圏・タイなど東・南アジアからの観光客の落書きだらけの雪の大谷。
    北陸新幹線の開通を当て込んで進出した多数の大手ホテルによって値引き合戦の潰し合いが引き起こされている金沢
    北陸本線がなくなることも知らず新幹線を喜ぶ地元住民。不便になる覚悟はあるのだろうか。

    問題点ばかりが目について楽しめなかった観光地でした。

            
 
 第1日 5/20(火) チカモリ遺跡公園金沢市埋蔵文化財収蔵庫 御経塚遺跡野々市市ふるさと歴史館 羽咋市歴史民俗資料
                                          七尾泊
 ビジネスホテル井田屋 晴れ

     ・特急雷鳥1号で小松駅9:31→9:56野々市駅。タクシー移動のみ可能。

     ・チカモリ遺跡火曜休館(撮影自由)意外でした。失敗。タクシーはなく徒歩で
      御経塚遺跡野々市ふるさと歴史館(月曜休館撮影事前申請制)へいく。ここは野々市市埋蔵文化財センターです。
     ・ふるさと歴史館の展示物は他のどこにもない独特なもので素晴らしいものです。チカモリ遺跡にもありませんでした。

     ・金沢へ移動し七尾線で羽咋駅から羽咋市歴史民俗資料館(月曜休館撮影可不可不明)へ。
      しかし、予告も無く展示が屏風に変わっていた。良い縄文の展示物があっのですが残念です。

     ・七尾駅前の井田屋は油絵が趣味の女主人。¥4200。近くのレンタカーは車を持たないのでトヨタレンタカーを使う。¥6500

野々市遺跡施設 チカモリ遺跡木柱列 御経塚遺跡復元住居 羽咋市歴史民俗資料館
 
 第2日 5/21(水) 真脇遺跡 チカモリ遺跡    金沢泊 ビジネスホテルナカダ076-223-1001 風雨


   ○真脇遺跡
     ・8:00からバイパスを走って真脇遺跡縄文館(月・火休館)まで1.5h。館では申請書にサインして撮影を許可してもらいました。
      事前調査とは逆で大喜び。ですから、真脇遺跡は撮影可能です。

      能登半島唯一の縄文館で、環状木柱列の再現や、独特な祭祀土器が多数あり、実に素晴らしいものでした。
      ただ、帰路では三度も居眠りをして対向車線に出ていました。恐ろしい。
      暴風雨でなかったら反時計回りに半島を一周するつもりだったので、今頃がけから転落してくたばっいてるところでした。


   ○七尾駅
     ・七尾駅で意地悪いJR駅員に構内放送でからかわれながら必死で階段を上り降り、して乗った列車の車掌さんにいろいろ質問。
      随分楽しい時間に変えていただきました。


   ○金沢のタクシー
     ・列車で野々市へ。そしてチカモリ遺跡に行きました。しかし、近隣なのに御経塚遺跡と同じ展示物はなかった。
      帰り、館から石川交通のタクシーを配車してもらいました。が、大変悪質な運転手でした。
      
      チカモリ遺跡からの悪質なタクシー(石川交通)に料金不正をされ、凄まれ、足の悪い奴が旅行かと侮蔑される。

   ○金沢のホテル戦争 金沢駅前の清潔で超格安ビジネスホテル
     ・金沢駅近くのナカダに投宿。ツインの大変きれいな部屋で消耗品もそろっていて¥3400でした。飛び上るほどびっくりしました。

      北陸新幹線の終着駅となる金沢には、大手ホテルが多数出店し、価格競争が激化。
      そのあおりを受けて、地元の小規模宿泊施設は今までにない値引きを迫られている。

      それは、某全国チェーンが、実際にはそんな値段では泊まれないのに¥3700の看板を揚げているためです。
      従ってそれ以下の価格帯に設定せざるを得ないのだ。
      ¥3400は採算ラインを割った値段。続ければ内部留保を失い、破産する。それを知らないためにシングルは¥3200ですよ。

      とってもきれいな部屋。ベッドの下まで掃除されている。消耗品は普通です。大変気の毒です。
      初めて巻き込まれたホテル戦争に、こんな値段をつけてしまっては長く続けられない。誰か教えてあげてください。


   ○金沢の夜景撮影と人々の優しさ

     ・夜景を撮りに街に出て道を尋ねると、すべての人が、とても遠い。歩けないという。
      頭に入っている地図の正しい方向さえわかればそれでいけるはずだのになぜ?
      あまりのことに途中であきらめて引き返しました。

      私が杖をついて歩いていることが、みんなが無理だといった理由のようでした。金沢市民は大変親切な方が多いようでした。

七尾から真脇へ 真脇遺跡縄文館 真脇遺跡
環状木柱列
チカモリ遺跡公園 ビジネスホテル
ナカダの
ツインルーム
消耗品

 第3日 5/22(木) 小矢部市桜町JOMOパーク出土品展示室(年末休)撮影可 小矢部ふるさと歴史館(年末休)撮影可
             魚津埋没林博物館(年末休)撮影可       魚津泊 マンテンホテル¥7800位と思う 快晴

     ・雨の予報は外れた。岬めぐりできなかった。
     ・石動駅(いするぎ)へ。観光案内所で無料の電動アシスト付き自転車を借りる。ラッキー。
      しかし、杖をついて筋力の衰えている私には電動アシスト自転車でもすごく大変でした。
      
 
小矢部市遺跡地図 桜町遺跡環状木柱列 小矢部市ふるさと歴史館釣り手土器 魚津埋没林博物館
 
 第4日 5/23(金)
      長者ケ原考古館(無休)撮影可 フォッサマグナミュージアム(無休)撮影可  富山泊 ホテル立山アネックス¥4500快晴

      寺地遺跡公園 親不知ピアパーク翡翠ふるさと館(火曜定休)撮影可
      朝日町不動堂遺跡・まいぶんKan(火曜休館)撮影可 魚津歴史民俗博物館(冬季休館)撮影可

  ・魚津駅前のレンタカーはおっそろしく高い。保険付き\7500更にこの上に保険をつけろとほぼ\8000取られた。気をつけろ

  ・木造の長者ガ原考古館は、フォッサマグナミュージアムと、統合工事が秋から始まる。
  ・寺地遺跡はただの公園だが、道の駅親不知ピアパークの翡翠ふるさと館に出土物やジオラマが展示されている。重要です。

  ・朝日町の朝日町歴史公園にも小さな展示館があり、別に不動堂遺跡があり、主たる展示は朝日町埋蔵文化財施設まいぶんKANです。
   訪問当日は企画展のため常設展示物は全て取り片づけられていました。
   が、優しい学芸員氏の心遣いで、収蔵庫内で見せていただけました。ただ、全部ではなかったようです。

  ・魚津歴史民俗博物館は、ナビで行くとトンネルの中で終了します。付近に近づくと、山の上に上がる道を通りましょう。
   そして、さらに、博物館は3館に分かれており、最初の館に車を止めましょう。

糸魚川付近の遺跡 魚津周辺の遺跡 長者ケ原考古館写真お借りしています 考古館の土器 寺地遺跡公園展示館閉鎖ヒスイふるさと館で展示
翡翠ふるさと館翡翠製品と寺地遺跡展示館 親不知記念広場展望台 不動堂遺跡公園まいぶんKANは近所です 魚津歴史民俗博物館考古資料館です フォッサマグナ博物館写真お借りしています
 
 第5日 5/24(土) 部立山アルペンルート雪の大谷ウオーク       高岡泊 ホテルアルファーワン¥4400 快晴

          富山県立埋蔵文化財センター(金曜休館)撮影可  北代縄文館(月曜・祝日の翌日休館)撮影可

 ・電鉄富山6:12→7:16立山7:40→7:47美女平8:20→9:10室堂10:40→11:30美女平11:40→11:47立山12:10→13:17富山
  室堂では一時間半しか我慢できず帰ってきた。大谷ウオークと雪原ウオーク、ビジターセンターで時間を潰すくらい。何もない。(笑)

 ・雪の大谷ウオークは感動的でしたが、中文・ハングル・タイ語・日文などの落書きだらけ。悲しくなりました。

 ・富山駅の観光案内所で無料貸自転車を借り、県立埋蔵文化財センターと北代縄文館へ簡単に行くことができた。ラッキー

  富山では小竹貝塚出土の、身長130p台の小型〜160p台の大型人骨まで、90体余の人骨でフィーバー。
  その出自が謎である。
  この付近は越の国。古代より現代まで、大陸や半島からの渡来者が多かった。出自はそれである。謎ではない。

  越中富山にいると大柄な人が男女ともに多いと感じる。岡山駅で電車に乗ると乗客の容貌が関西とは違うことを感じる。
  地域的な出自は知らないが、何か違うのは事実であり、それが人々の出自でありましょう。

 ・ホテルはコインランドリーがあって便利だが、部屋の前の自販機と氷のサーバーとモーター音。明け方近くには列車の音で安眠できず。

富山ルート地図 残雪の室堂付近 バスの中から雪の大谷 立山 雪の大谷 富山県埋蔵文化財センター 北代縄文館
 
 第6日 5/25(日) 五箇山 白川郷 金沢の夜景        金沢泊 ビジネスホテルナカダ¥3200 快晴

     ・高岡駅から城端線の乗車。砺波からレンタカーで五箇山、白川郷へ行く。ニコレンは安い。¥3500である。

     ・五箇山はまだあまり観光化されてない素朴さを残していた。

      駐車場係をしている地元男性と話すと、いろいろな問題点が指摘される。
      洗濯物すら干すところがない。若者に仕事がない。生活や建物を維持できない。などである。

      実際、大量の観光客が押し寄せても、地元に落ちるお金は駐車料・ごく一部の宿泊料・土産物の販売口銭。わずかである。
      これで生活がしにくいほど人が来るのだからやってられない。

      そこで、生活を維持しようとすると、白川郷のように土産物屋に食べ物屋、が立ち並び、利益を得ようとすると、
      「白川郷はすっかり変わっていて、大量の外国人がぞろぞろ。もう、山間僻地ではなくなっている。」ということになる。
      困ったもんだ。大変なことだ。

     ・帰路を高速道路にしたら大きく遠回りで時間がかかり意味がなかった。みなさんは一般道を走りましょう。


     ・金沢で投宿後。夜景を撮りに。今夜はタクシーで東茶屋街へ行き、浅野川・西茶屋街・主計町・金沢城など回ることができた。

五箇山 相倉集落 五箇山 相倉集落
私設資料館
五箇山 菅沼集落 展望台より 白川郷 展望台より
 
 第7日 5/26(月) 金沢観光 近江町市場長町武家屋敷九谷焼展示館老舗記念館兼六園金沢城109
                             高岡泊 ホテルアルファーワン¥4400 

     ・有名な近江町市場では野菜や魚介類の安さに驚いた。
     ・長町武家屋敷の中の九谷焼展示館では、最新の九谷焼や古陶器など普段目にすることのない高級陶器を見ることができた。感動。


     ・ホテルで部屋を決める時、先日の苦情をいい、騒音のない部屋にしてもらった。
      明日は富山での活動だのにあえてこのホテルに泊まったのは、富山から近く、安くてきれいで洗濯ができるからだ。
東茶屋街 浅野川 金沢城 四高記念文化交流館 近江町市場
長町武家屋敷 九谷焼展示館 長町土塀 歴史雰囲気地区(笑) 兼六園
 
 第8日 5/27(火) 上市町弓の里歴史文化館(月曜休館)撮影可 立山町埋蔵文化財センター郷土資料館(祝日休館)撮影可
              立山博物館(月・祝日の翌日休館)撮影不可  富山市民俗民芸村考古資料館(月・祝日の翌日休館)撮影可

              富山港展望台 北前船廻船問屋森家       魚津泊 ビジネスホテル美浪¥3900 

     ・富山ニコレン¥3500で借りて出発。
     ・弓の里歴史文化館では管理者が朝から電話で口論していてご機嫌が悪く早々に立ち去る。(笑)
     ・立山町埋蔵文化財センターでは、閲覧するとすぐに立ち去り少しも長居をしてはだめです。失礼しました。(笑)

     ・あっという間に終わったので立山博物館に向かった。しかし、ここもすぐに終わり、何もないと言われた民俗民芸村考古資料館へ。
      富山市考古資料館には御物石器など石川県で撮影禁止のものがごろごろ並んでいた。ちょー得した気分!!


   ○介護とホテル経営の両立はむつかしい

     ・魚津駅前のビジネスホテル美浪に投宿。最高の立地だのに客入りがない。
      ここは足の不自由な細君を介護しながら80代の男性が経営しているホテル。
      清潔できれいな部屋でよく手入れされている。男性もこざっぱりした服装に、親切丁寧な人です。

     ・高齢と介護のため飛び込み客への対応が難しい瞬間がある。その辺りが理解されていないため、客が少なすようです。

     ・明日の黒部峡谷への行き方や、欅平での観光の仕方など、詳しく教えてもらい、その後、高山への移動を含め、
      時刻表とともに計画を立てていただき、大変助かりました。

      おかげでさまで大変いい旅ができました。

弓の里歴史文化館 立山町
埋蔵文化財センター
郷土資料館
立山博物館付近一帯の展示館の総称 富山港展望台 北前船廻船問屋森家 富山市考古資料館
         
 
 第9日 5/28(水) 黒部峡谷欅平散策           高山泊 ビジネスホテル松山¥3800 快晴

 ○黒部峡谷へ

  ・新魚津駅5:56→6:38宇奈月温泉駅7:32→8:47欅平11:46→13:04宇奈月温泉駅13:45→14:16新魚津駅 富山駅17:10→18:36高山駅

  ・新魚津発の電車は貸切で、早暁の北アルプスが美しかった。宇奈月では作業列車優先のため一時間のタイムラグ。
   その間に宇奈月駅周辺の撮影をする。やはり、山の写真は湿度の高い朝がいい。みずみずしい写真が撮れた。

  ・黒部峡谷鉄道では、その先に何があるのか。黒部立山アルペンルートとの違いなどわからない。 発信情報の不足である。


 ○行ってみて分かった黒部峡谷トロッコ列車欅平

  ・宇奈月温泉は標高244m。 欅平は標高599m。 ちょっとした避暑地程度です。

  ・断層と褶曲と造山運動と浸食によって、切り立った独特な地形が作られており、そこに織りなす木々が四季を通じて美しい。
  ・地殻のエネルギーにより、温泉が川湯となって湧き出しており、誰にでも楽しめる行楽地である。ビジターセンターに展示上映

  ・また、電源開発の拠点であり、黒部ダムをはじめとする水力発電所の保守点検をするための重要ルートである。
  ・一方、北アルプスへの登山ルートとして登山家のあこがれの地でもある。

  ・黒部峡谷と欅平は 黒部立山アルペンルートとは全く性格を異にする観光地である。

  ○欅平散策
  ・欅平からは猿飛峡人喰岩という通路を通っていく温泉や登山など、渓谷美や山歩き、残雪などが楽しめる。


  ○魚津で買い物

   ・魚津に戻ると特急ひだ20号までにたっぷり時間があるので、スーパーマーケットに行って買い物をした。
    「ますのすしが」安い。しかも、マスの身は二重になっている。土産物とは違う。上等品。買った買った。二十歳の頃からの大好物だ。

   ・魚津の名物は昆布締め スーパーには何でも昆布締めにして売っている。
    いか・あまえび・しろえび・各種魚。季節になると、スズ竹のタケノコも昆布締めで売られるそうだ。

    各種買って食べました。なかなかおいしかったですよ。

  ○富山みやげ
    富山駅では「玉天」を買った。淡雪が卵の衣で包まれた不思議なお菓子。これも大好物です。
    玉天は「おわら八尾」と「富山」と「高山」でそれぞれ製造販売している。

宇奈月駅とトロッコ列車 橋梁を渡るトロッコ列車 歩道橋 猿飛峡へ 猿飛峡
人喰岩 名剣温泉付近の残雪 残雪から流れる出る 釣鐘山 欅平付近
 
 第10日 5/29(木) 久々野歴史民俗資料館堂之上遺(月曜休館)撮影可 飛騨民族考古館撮影可
              関市 塚原遺跡公園展示館(月・祝日の翌日休館)撮影可

  ○高山の考古館

    ・久々野歴史民俗資料館へは高山発8:00ひだ4号で久々野駅下車または高山バスセンター8:05発下呂行久々野駅前下車
     復路は久々野駅発9:56に乗車。バスは駅前発10:56高山バスセンター行。

    ・飛騨民族考古館(高山市上三之町)は、私設の骨董ですが、収集されている点数は大変多く、博物館にないものも展示されている。

  ○関市の縄文館
    ・塚原遺跡公園展示館は大変不便なところにありますが撮影可。付近の岐阜県立博物館や岐阜市立博物館は撮影禁止。

     この日、横着なタクシーが遠回りしていこうとするので怒鳴り散らし、写真を撮ってわめき散らした。
     このため、最後の館であったにもかかわらず落ち着いてみることができず、早々に立ち去った。

  ○関市への交通
    ・高山→美濃太田→関→タクシーにて館→関バスセンター→バスにて岐阜駅か名古屋へ出るのがよい。

久々野歴史民俗資料館 高山市上三之町付近 飛騨民族考古館 関市
塚原遺跡公園展示館
 
 旅の反省

  ・初日の天候不安で割愛した能登半島一周2日間と、雨天を避けてアルペンルートを抜けずに高山に行ったため、
   松本-上高地-奥飛騨温泉-新穂高ロープウエーの2日間の合計4日間が短縮された。

   今回はなぜか大変疲れる旅でした。激しい筋肉痛。全身の痛み。足はカチカチ。心もひどく打ちのめされた。
   たった二人のタクシードライバーのわずかな小銭を稼ぐために全ての旅行の思い出が嫌な思い出に変えられてしまいました。

第1日 5/20(火) チカモリ遺跡公園・金沢市埋蔵文化財収蔵庫 1御経塚遺跡・野々市市ふるさと歴史館 2羽咋市歴史民俗資料

第2日 5/21(水) 3真脇遺跡 4チカモリ遺跡 

第3日 5/22(木) 5小矢部市桜町JOMOパーク出土品展示室(年末休)撮影可 6小矢部ふるさと歴史館(年末休)撮影可 7魚津埋没林博物館(年末休)撮影可

第4日 5/23(金) 8長者ケ原考古館(無休)撮影可 9フォッサマグナミュージアム(無休)撮影可 10寺地遺跡公園 11親不知ピアパーク翡翠ふるさと館(火曜定休)
           12朝日町不動堂遺跡・まいぶんKan(火曜休館)撮影可 13不動堂遺跡 14魚津歴史民俗博物館(冬季休館)撮影可

第5日 5/24(土) 15黒部立山アルペンルート・雪の大谷ウオーク     16富山県立埋蔵文化財センター(金曜休館)撮影可  17北代縄文館

第6日 5/25(日) 18五箇山 白川郷 金沢の夜景

第7日 5/26(月) 19金沢観光 近江町市場→長町武家屋敷→九谷焼展示館→老舗記念館→兼六園→金沢城→109

第8日 5/27(火) 20上市町弓の里歴史文化館(月曜休館)撮影可 21立山町埋蔵文化財センター・郷土資料館(祝日休館)撮影可
           22立山博物館(月・祝日の翌日休館)撮影不可  23富山市民俗民芸村考古資料館(月・祝日の翌日休館)撮影可

           24富山港展望台 北前船廻船問屋森家

第9日 5/28(水) 25黒部峡谷と欅平散策

第10日 5/29(木) 26久々野歴史民俗資料館・堂之上遺跡(月曜休館)撮影可 27飛騨民族考古館撮影可 28関市 塚原遺跡公園展示館