縄文を旅する1 中部地方12 2013.05.24(金) 八ヶ岳美術館・歴史民俗資料館 長野県諏訪郡原村八ヶ岳中央高原17217-1611 0266-74-2701年末年始撮影不可 標高1350mにあり、さらに森の中にうずもれたような美術館のコンセプトで、 冷涼寒冷な気候と、ヨーロッパの森ような雰囲気は、それだけでもう、素晴らしい。 中部地方では少ない環状列石遺跡の展示物を求めて事前にメールで問い合わせをして八ヶ岳美術館に寄せていただきました。 |
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原村の阿久遺跡は、 縄文前期の巨大な環状列石や、掘立柱建物址、多数の竪穴式住居址等が発見された、有名な遺跡です。 八ヶ岳美術館・原村歴史資料館は阿久遺跡の展示館です。 原村にはもう一か所、阿久遺跡出土物の収蔵庫があります。村役場に連絡すると見学することが出来ます。 |
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02原村の紹介 八ヶ岳山麓にある小さなひなびた村かと思いきや、すごく先進的な村でした。 村への旅行は車が原則ですが、村営バスも利用できます。茅野駅と村を結んでいます。 以下に紹介するHPをご覧ください。この企画力、実行力。都会の村のなせるワザでしょう。 |
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01八ヶ岳美術館・歴史民俗資料館 ・常設展は 原村出身の 彫刻家・清水多嘉示の彫刻と絵画と 書家・津金寉仙の書 を展示しています。 そして、縄文中期の芸術性の高い土器・石器を展示しています。 ・清水多嘉示の彫塑作品は近年、全国を巡回したしました。 明治時代の作品で、荻原碌山以後の西洋美術作品です。 ・企画展も、美術館の環境によくマッチした展覧会が開かれていました。学芸員さんのセンスの良さを感じました。 美術館ブログ ブログ2 ブログ3 |
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03縄文遺跡と美術作品 ・館内に入ると、ものすごく頭脳明晰で、超美人の学芸員さんがおられてどぎまぎしました。 ・八ヶ岳縄文ベルト地帯にある原村にも多くの縄文遺跡があり、 阿久遺跡は大規模な配石遺構として有名です。 出土品は美術館・歴史民俗資料館と埋蔵文化財収蔵庫で見ることができます。 (埋蔵文化財センターは原村役場に連絡すると開けて見せてもらえるそうです。) 連絡先は 0266-79-7930(教育委員会文化財係) ・出土品は他の有名遺跡に劣ることのない素晴らしい芸術性を示すものでした。 学芸員さんのご好意で撮影を許可していただきましたが、非公開を条件でしたので、掲載できません。 しかし、それでは美術館の紹介にならないので、ネット上で公開されている写真を集めました。 公開写真は小型のものですが、収蔵品は大型のものがほとんどです。 きっと閑散期のほうが、この美術館らしい埋もれたような雰囲気を味わえると思います。
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ネット上に原村を扱った私的HPがほとんどないのは、こんな写真を使うと手ひどくやられるのかなぁ。かなり、不安。 |