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  新北投温泉・淡水・士林夜市 (しんぺいとう・たんすい・しりん)

                              台北の地下鉄 (MRT、捷運Syouun)の 淡水線 沿線にある観光地を巡ります。

   台湾地下鉄は全線リニューアルされて世界一のデザインと設備です。
   台北市内の公共の場は全て常に清掃されてぴかぴかです。人々のマナーは急速に高まっています。
    是非、この素晴らしい面を見て欲しい。気付いて欲しいと思います。

  新北投温泉     2012.07.01
             旅行前の情報収集で、北投・新北投が舞台のサスペンスドラマを見しました。素人探偵は三人の若きキャビンアテンダントです。
            現在のMRT駅はどこに行っても、まあたらしく、昨日開通したかのように美しい。
            しかし、ドラマに出てくる駅や駅周辺は、古く、汚く、ごちゃごちゃして、不気味で、危険な感じ。
            とても若い女の子が遊びに行く雰囲気では無かった。

             しかし、電車も駅舎も駅周辺も、何もかもが新しく美しく、電車の沿線自体が一新されています。
            わずか二十年余りの間に、これほど一気の公共投資によるインフラ整備と、沿線開発、人々の生活や意識の変化は
            驚くべきものです。
             台湾の著しい経済発展は目を見張る物があります。実行した政策は素晴らしいと思います。

             台湾MRTは最新の新品ですが、古くからある鉄道です。


             北投駅から新北投駅までは僅かな距離ですが、電車は恐ろしくゆっくり進みます。
             しかし、この電車に乗ると気分や雰囲気ががらりと変わり、リゾートに来た気分になります。


台北駅地下公共の場所は道路も駅も全て清掃員がいて 地下街から地下鉄へぴかぴかに掃除されて、ゴミを捨てる人もない 北投駅日本人のマナーよりも遙かに素晴らしい。 北投駅駅前再開発後のきれいで機能的な駅前です 新北投駅行き電車北投→新北投間は直通で距離も僅か。電車は 楽しい外観恐ろしくゆっくりと進む。理由はこの内装や→
内装も車両毎に変更→車内設備を利用して欲しいからでしょう→ この車両は風呂場ぴかぴかで最新のこんな電車日本には無い→ 木製の浴槽型PC端末台北市民が日本に来たら旧式と思うでしょう。 案内表示ができます 外から中は不可視 中から外は可視
先頭車両の内装は森林 新北投は森に続く街 深い森の絵です 素晴らしいデザイン 新北投駅 駅外の中国式門
 
  ケタガラン文化館(凱達格蘭文化館)  ケタガラン族の施設です。展示スペースは撮影禁止。団体対象の中国語での説明あり。
                             しかし、ここは、冷房が効いてるので、大陸の団体客の時間つぶしの場所に成り下がっています。
                             誰も説明を聞いてないし、聞く気もない。
                             階段に座り込んで通行できなくして大声でしゃべって暴れて、涼しいから来ているんだと言わんばかり。

                             展示物の中で特に良かったのは、各部族の衣装が展示されている。これは、どの博物館にも無かった。
                             しかし、ケタガラン族では日本語は失われ、涼しい無料休憩所と化した会館をおかしいとも思っていない。
                             この部族では独自の文化はもはや失われたようだ。
駅前の緑は車内の雰囲気を外に繋ぐ小道具です 原住民会館 駅前高層ビルの下に 入れ墨はケタガラン族も同じデザインなんだ
 
  北投温泉博物館
             烏来では原住民が日本語堪能でしたが、ここでは、最新の語学学校で学んだ日本語を話す若い女性学芸員がいます。
            その女性は、流暢というレベルでは無く、日本人と全く同じ日本語を話します。
            千葉県辺りの人と話している感じがしました。
            きっと、先生がその辺りの出身の人だったのでしょう。

              台湾の民間語学教育のレベルの高さは素晴らしいと思います。  日本の語学教育は世界最低でしょうね。

   台湾では蒋介石の統治政策によって日本時代の物を全て打ち壊しました。この温泉宿も同じです。
  その後、李登輝によって復興運動が起こり、多くの日本時代の歴史的遺産が修復再建され、保存されることになりました。
  で、ここは、温泉博物館となったのです。
             
歩道の手すりがカエルみたいな 温泉博物館  新たに作られた下足箱風呂屋に来た感じになります。雰囲気作り 格調高い建築 温泉の元となる鉱物 2階の大広間江戸以降の温泉宿の作りそのまま
涼んだり食事をしたり、昼寝したり、踊ったりと ここが西洋的になっているのが明治らしい いい雰囲気です 全て煉瓦で無く木造組み合わせがいい ブルースリー映画のロケでそっくりの場所登場 左手は厠で右大広間後ろは2階のベランダ
2階のベランダモダンなガラス張りは後世の作か 北投石って? 中浴場 家族風呂
大浴場 娯楽室の解説者は二人の女性の間の男性。中国語と日本語で
日本将棋は中国将棋と同じ動かし方だと。右手の女性が今から対戦しよう言っていた。→ 博物館の立体模型驚きは日本人は私だけ。だのに日本語で質疑応答。なぜ?→ 私が日本語で話しに加わるとみんなびっくりしていました。なぜ? 台湾には何か日本文化を巡る独特な意識が流れているようです。
 蒋介石は中世の地方軍閥に過ぎず、殺されずに台湾に逃れられたのは、妻の 名家 宋美齢
国際信用度に助けられたからだ。
 台湾を国連の指示で占領したが親日台湾には居づらく、排日運動を展開して、日本建築を壊し、親日台湾人を大量虐殺したが、台湾を発展させることはできなかった。
 
   千禧湯 (せんきゆ) 市営公共浴場  烏来の公衆浴場のワイルドさは無く、日本で言えば、夏の日の市営プールの開業を待ってる感じです。

       私は、往復汗だくになるのに温泉に入って、どこがいいのかと思ってました。
      しかし、沖縄や台湾など、南方では一般に 風呂=シャワーです。
      浴室にバスタブはなく湯につかることはできません。
      シャワー生活をしていると、たまには体を湯につけてゆっくりしたくなりますし、健康上その必要があります。

       沖縄でもサウナや公衆浴場は大盛況です。
      昔は行水だったのでしょうが、日本人が持ち込んだ風呂の文化は、さっぱりするし、気持ちいいし、楽しい、ので、大流行しているのです。
      烏来の、川の温泉や川で泳ぐのは、古い行水の名残のようです。

この風景は日本です 箱根の風景みたい 千禧湯の開業を待つ  ジャングル風呂ですね
防空壕後です 川にも湯が流れています 親水公園みたいです 変な親父が下手な歌を大音量で迷惑でした
 
  地熱谷  日本で言う地獄谷。源泉が湧き出すところですね。
       写真をお願いすると、You are Welcam.と言ってくれました。

 
   台北駅
         台北駅は線路が全て地下になっており、大都市の中での景観を根本的に変えている。新幹線も地下です。


新北投駅 地下鉄台北駅 オーガニック石けん
阿原日本のテレビで紹介され超有名になった。とたんに超値上げ。
角形石けんは丸形より早く溶けると言われると、人気商品は溶けやすい角形だけにしている おまけに写真載せてないがつまらないギフト用セットを作って超高く売り始めた。 東急ハンズ日本の有名店も沢山ありました 台北駅構内超きれいに常に掃除されていてホテルのロビーのようです ベンチが本当に少ない。みんな床に座っていますが私はできませんでした 日本の駅でも座っていますが、清潔さがはじめから違います。うらやましいですね、
 
  淡水        2012.06.30

    淡水での要注意事項 
     タクシーに乗ってはいけません。非常に高い料金で、その上この地区は割増料金で運行しています。などと言って随分高い料金を脅し取られます。
     バスが五分間隔で巡回運行しています。最初の写真の左側から出ています。便利でやすいです。必ずバスで。


淡水駅 超大きい駅 この運転手自分でスマホに日本語で割増料金を請求した 周辺は人口密集地区で台北市内より過密です 紅毛城紅毛は西洋人を蔑視した言葉。 スペインが最初に作った砦。歴史的重要建築物
紅毛城本当の名前は サントドミンゴ城。
後にイギリスが接収し赤く塗り、領事館として使用
古い衣装のモデル。撮影時以外は仏頂面 遊び同然の仕事のモデルがこんなに偉そうに 旧式鉄砲の銃身
旧英国領事館

  淡水  
紅毛城前からバス乗車
漁人埠頭
 淡水は観光地が港全域で、非常に広く施設も大きい。電車もバスもピストンで乗客を輸送している。
 右二枚目三枚目の埠頭上のレストラン施設にいる人の数だけで数千人
 全体では何十万人が来ています。
 夕日が落ちてしまうと全ての人がバスや電車で一斉に台北に帰ります。大変な混雑になります。
 恐ろしくなったので早く帰ることにしました。
 
来るときは沢山バスがあったのに、帰りのバスが少ない。十分以上待。 港に広大な軍用地が 淡水駅→漁人埠頭行きバス。ピストン運行 来る電車全て満員です
 
  士林夜市            2012.07.01  
          台湾人が家庭で料理をせず三食外食する理由を考えてみた。
         外食は手軽で、わりと安価で、バリエーションに富んでいる。 からかな?

          夏場に、料理をするとよくわかります。 料理後の残滓(ゴミ)の始末です。
         都市で暮らすとゴミの回収は週に何回かで、腐らないように冷蔵庫に入れて待っています。
         業者と契約して毎日回収してもらうと便利ですが、多額の金銭が必要です。個人では不可能です。

          昔は川などに捨てていたのでしょうが、現在そんなことはできません。
         つまり、このすぐに腐敗して悪臭を放つ 食物 とその残滓の始末ができないので外食するのでしょう。
         そして、一度この方法を取ると、便利さから食生活がそのように変化したのでしょう。

          台湾の都市生活者のほとんどが三食外食し、家庭料理の文化が消滅しつつあります。


          夜市を歩くと本当にだらしない速度で人が歩きます。ギンギンに詰まっているのに平気でたばこを手に持っていたり。危険だろうよ。
          いや、ホントにイライラします。私はこんなところ歩くのはいやです。
士林夜市は剣潭下車 駅前交差点を渡る 広大な夜市が広がる かき氷がおいしい店辛發亭のおすすめは
イチゴのかき氷です。安いからマンゴーも注文 入れ墨屋いい気になって入れると 入れ墨カタログ就職できなくなるよ お廟も食事の場所毎日の食事がこんな 縁日で焼きそばを食べているのとは違う これが台湾の食文化です
野菜を取るために果物を食べる。 輸入果物が山ほど。随分高価です。 胡椒餅 繁華街の全ての歩道に食べ物衣料など あらゆる露天が出る。 夜市に出店する業者も山ほどいる。
台湾人の商魂の逞しさというか、漢人の商魂 には頭が下がる。 台湾人は露天商と客のどちらかだけのようだ 客の台湾人は料理ができない人。 料理ができたら露天商になる。
みんな夕食中
懐かしい和菓子が
日本文化が 海外在住台湾人子弟
夜市というのは、毎日毎日沢山の人が、 こんなにお金を落としに来るところ。 ビジネスチャンスかもしれないが薄利多売 台北駅地下街の夜市埃だらけで不潔と思う しかし、これが台湾流。アジア流。