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 (高雄市 kaohsiung カオシュン)               2011.07. 25〜26 旅行第4・5日目
    世界第3位の港湾都市。台湾第二の巨大都市。
    日本の横浜や神戸などよりもはるかに大きな貿易量・貿易額・港湾取引のある街です。
    シンガポールなどと並ぶ世界都市です。
    

 観光     01 02 03 04 05               2011.07.25旅行第4日目
     かつて高雄川は世界一のどぶ川と呼ばれましたが、一人の市長の熱心な浄化作戦によって見事に再生し、
    現在では名前も愛河と改め、台湾・高雄市を代表する観光スポットとなりました。

   謝長廷氏は1998年高雄市長に就任した。日本の京都大学に留学経験を持ち近年母校で講演も行ったが、コミニュティ主義を理想愛河浄化に努めた。   
ナイトクルーズライトアップ愛河は高雄一の観光スポットで、大変な集客力です。 夜市の様な猥雑さはなく世界に通用する観光地です。北海道函館運河のナイト観光に似ています とってもおしゃれですよね。臭豆腐の強烈な匂いもなく足下にゴミもなく、 軽音楽の流れる女性好みのおしゃれスポットです ナイトクルーズ船単に小さな観光船で河を一周するだけですが、満足できる美しさです
遊覧船は高雄市交通部が運行 料金も安く安全安心の信頼感があります。 乗船券販売所の立派な建物の中にいた三人の若いスタッフ全員日本語会話が堪能。 しかし意地悪にも私が切符を買いに行くと、三人とも日本語わからないふりして激しく首を振り 今日はもう終了と。時刻ははまだ営業時間中。台湾人には乗船券を売っていた。

「ブチッ!」
そこで通訳を連れて行くと日本語で応対した。 日本人が嫌いなんでしょうね。 オーストラリア同様台湾の観光地では ほとんど日本語が通用します。 愛河のナイトクルーズは大変美しく印象的で 高雄観光の中で最も感動的な所でした。

 高雄国賓大飯店 (たかおこくひんだいはんてん) 高雄アンバサダーホテル    
台湾の高級ホテルですが値段は日本のビジネスホテルの値段で泊まれました。(インターネット予約) 従業員の接客教育も語学教育も大変行き届いたホテルで、これまでで最高でした。 ドアマンは元より売店の販売員まで、ホテル独自の語学教育が行われ、日本語が使えます。 愛河の写真にこのホテルが背景に入るとよい写真が撮れます。

 高雄観光             2011.07.26旅行第5日目

       高雄市は百年ほど前、日本時代に開発が始まった都市で、 観光地としてよりは大都市観光がメインです。
      東京・大阪のように繁華街を観光すべきでした。
二人の通訳さん旅行五日目で二人目の通訳さんに交代。 ただし、今日の夕方までは二人の通訳さんがついてきます。 寿山からの展望高雄市郊外の台地からの展望。 山中に日本式の忠魂碑があり、観光客多数。 眺めのよいところで高級ホテルがありますね。 案内板は日本語ですよ。本当に驚きました。え〜!ここ日本みたい〜!
高雄港向かいは旗津島です。ここは元は半島でしたが 港湾の大規模化に伴い開削、切り離されました。 日本式忠魂碑のある山の上から眺めます 東帝士85ビル
台北101建設までは台湾一今は高雄一の高層ビル
龍眼(リュウガン)まだ熟してない実と言ってました。 ライチー同様味と香りには好みがあります。ライチーは漬け物臭い。
寿山には大学もあります。 高雄港近代的で中国的。 基隆港や日本の港湾とは少し違う タクシートラブル発生ホテル紹介のタクシーだが勝手に観光地外へ 走り出す。無用な料金加算を狙った手口。激しい言葉で叱ったが運転手は 以降まともに観光案内しない。通訳役に立たず。タクシーを換える。
澄清湖(ちょうせいこ)歴史的宗教的施設と遊園地に見えますが 只の工業用水の貯水池で高雄一の人造湖だそうです。 でも、大都市の中の絶好のオアシスですね。 広大なので車で遊覧がよいがタクシー返した為、徒歩で観光。炎熱地獄 私がキレなかったらと、通訳二人と私。心の中で思っていた。 九曲橋魔物は直進しかできないので魔除けに橋を屈曲
漢人は遊び心満載なのか迷信好きなのか日常にアニミズムが浸透してる のか不明だが、中国古来の考え方はめんどくさい考えだなぁ。 金と暇に任せて作るんだろうね。ただ私達は炎熱地獄で橋を渡る気もなし。 お休み所店の人は意外とアットホームな人達でした 海洋奇珍園澄清湖から徒歩十分。もと核シェルターです。 って、小規模の軍事防空壕程度のものですが、みものでした。
オウム珍しい古代生物ですね。
始めてみました。
六億年前の全球凍結の時に発達した大型生物への進化の端緒の生物 小さな施設ですが随分珍しい生物が展示されています。 管状のイソギンチャクは漫画や絵では見ますが海中では見たことない。大変珍しい。 ホラ貝 ナマコ南の海では2〜3mの大物を見かけます。
ナマコとクラゲ 高雄市内走行 近代的な大都市ですが 日本の都市より 人影が少ない
日本語ポスター鬼屋はお化け屋敷のことらしい 蓮池譚龍虎塔通訳さんお勧めの場所。付近が工事中で渋滞で困りました。 龍の口から入って虎の口から出るのが決まり。中国の信仰だそうです。
元帝廟北極亭 高雄孔子廟通訳さんお勧め第二の所。この日は定休日 残念でした。台湾人は素晴らしく信心深い人々なんだと感心します。 これは門のようです
この先に入り口が 孔子廟からの運転手さんこの方は東日本大震災の寄付金に300万元1000万円もの大金を寄付 台鐵左営駅した方です。本当に普通の庶民が、日本のために財産を下さったと 台湾国民の篤い心をしっかり受け止めたいと思いました。 高鐵左営駅新幹線高雄駅ビルと三越百貨店ビルは繋がっている 新光三越高雄左営店三階から駅構内に繋がっています。
新光三越地下フードコート広大なフードコートで、 日本食は勿論中華料理や飲み物・果物・菓子 困るのは後片づけがセルフでなく放置でした 私も満足できた豊富な食材が揃っています マンゴーかき氷とマンゴージュースを注文
値段は日本より少し安めで寿司やおでんはおかわりしました。 大変おいしかったですよ。台湾人も日本人も満腹で大満足。 孔子廟から高鐵左営駅までのタクシの運転手さんは、なんと一人で三百万元、日本円で一千万円も寄付した人でした。   日本への高額寄付金はこのような本当の庶民の人々からの
心のこもったお金なんですね。
 私は涙が出そうでした。
 私は摂取不能の食物が大変多くて、日本料理も限定的な物しかだめ。中華などはとんでもない。   そんな人間が八日間も中華料理の国を旅行できたのは、ひとえに通訳をかって出て下さった皆さんのおかげです。
 心より感謝しています。

 台湾高鐵2             2011.07.26旅行第5日目
    台湾新幹線南端の高雄左営駅からの乗車。
    始発・終着駅なのでホームのデザインは少し違います。    
相変わらず商務車(一等車)売り場はガラガラ。標準車(普通車)売り場は大混雑 整列して到着列車を待っている清掃保守係員。
日本と随分違うなぁ〜
列車到着 列車はすぐ清掃開始。作業行程は日本式。列車出発時には作業員全員整列して見送ります
凄く丁寧な清掃でした。日本ではあっという間ですが、凄く時間を掛けています。 枕カバー交換中ですね 清掃終了を待っている女性乗務員 商務車ビジネスクラステレビもインターネットも車内サービスもついています。料金は500元高
台北〜高雄の料金 高速バス500元 台鐵850元 高鐵の料金1500元又は2000元は大変高額 台北で台東在住の通訳さんに別途3000元渡し 帰路は飛行機(3000元)か新幹線でと言うが 自強号850元で帰ると。台湾人はしっかり者 車両ドアは手動
触ることに抵抗がある
都市景観がわからない遠くの工場。その周囲の集合住宅。畑の中のは倉庫か?住宅か? 原野?農地?年三回米が獲れる台湾。延々続く草の海は休耕田か? 職住接近の台湾は暮らしやすい国のようです。  西洋的な顔立ちは少数民族の坊や。大人も同じでイケメンです。

 日本は子役ばやり。この子だと熱狂的なブームを巻き起こすでしょう。
 この坊やを激写したのは私だけでなく、
 沢山の携帯カメラを持つ女性の手が一斉にあがり、 あちこちでシャッターが切られました。
 それほど可愛かった。

台湾旅行について

  2011.07.21〜28までの台湾旅行の写真はこれで終了です。
 私の、十年来の懸案事項とは言え、私的な旅行にすぎないものを、
 多くの台湾の人々が協力し盛り上げて下さいました。

 この素晴らしい旅行に
 台湾と日本の心優しい沢山の人々に大変お世話になったことに、
 心より感謝申し上げます。

  台湾には日本の国内旅行にはない魅力が沢山あり
 私は特に少数民族の歴史と文化に強く興味持ちました。
  まだ訪れていない台湾東部には、
 素晴らしい自然景観や、少数民族の文化遺跡が沢山あり、 ぜひ、訪れてみたい思います。


東日本大震災義援金について


  最後になりましたが
 2011.03.11東日本大震災に於いては
 震災後僅か20日で100億円を突破する義援金をいただき、

 二ヶ月後の五月末には、2000万人の台湾国民から合計200億円の義援金をいただきました。

  この金額は台湾人の生活実感に直すと、
 およそ700億円に相当します。

 賃金
  50才の台湾人女性正社員一般職の賃金が6〜8万円です。
 にもかかわらず物価はTシャツ一枚1000円など、工業製品の値段は日本と同じ、の超物価高の国です。

 世界最高額の義援金であり、また、それが苦しい生活の中から
 快く寄付して頂いたことを、全ての日本人は、永遠に心にとどめ、
 特に子供達によく教育しなければいけないと思いました。
 

   台湾の人々に心より感謝致します。 


  追伸
      今年の夏に台湾の墾丁から東海岸を巡る旅を計画を立てたいと願っています。
     問題は、通訳さんが見つかるかどうかです。