日月潭を出るとすぐに大きな河川に遭遇。山中なのにこの広さに驚愕 |
すぐに気づきました。ここは広大な断層帯の真ん中であり、 |
断層破砕帯のもろく崩れやすい地質が延々と続いている。 |
水里郷ここは延々と伸びる陶芸釜、蛇釜で有名です。 |
台湾にこれほど大きな断層が走っているとは想像していませんでした。 |
葡萄農家地元の人との接触を求めて葡萄を買うことに。 |
日本でいう葡萄狩り形式も出来るようでした。変わったハサミですね。 |
一房がこれ。農業指導が必要か?崩壊しやすい不安定な土壌。営農に不向きな土地でよく努力してます。 |
ここのご主人がなんとケース一つ40元(150円)というので丁重にお断りして3房頂いて40元置いてきました。 |
大多数の農家は檳榔を植え、数年後に採集業者に実を売ります。不労所得を得る人に比べて葡萄農家はまじめ。 |
道端の食堂。通訳さんが昼食をと入ったが、テーブルの上に猫が寝いたので食べずに出てきました。 |
中央右の山塊。左正面の山も本当に変な形。そしてこの巨大な氾濫原。どこまでも続く巨大な断層帯。 |
ここも少数民族の地。何族だったか。ブヌン族かも。 |
日本で放送された「深層崩壊が日本を襲う」や、以前の集集大地震の番組などを思い出した。衝撃でした。 |
長野県でも山岳地帯では同様の土砂崩壊が知られていますが、台湾のそれは規模が全く違っています。 |
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←↓和社村ここから山岳道路走行になります。20km程走行にもかかわらず高度差30m高 |
流出した土砂で河原がいっぱいに。川底を掘らないとこの道路が流失します。 |
小学校跡日本では考えられないほど頑丈に作られた小学校。 |
恐怖の山津波深層崩壊で流されたが、よい工事によって形をとどめ被害は最小か。 |
岩盤で無く、このような礫や土砂が4000mもの高さまで押し上げられ、 |
浸食によって永遠に崩れ続けるという賽の河原のような虚しさ。 |
嘗ての道路の跡です。恐ろしいですね。あんなに簡単に潰されるんです。 |
この土砂の量。この道路は次回には別の場所になってるでしょう。 |
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高度が上がり始めると秋の風景か、温帯の秋口の風景になりました。 |
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一気に2000m付近まで高度を上げました。↑雲に届きそうです
←斜度を見て下さい。 |
台湾は台風とその後大雨が続きニュースでは21号は通行止め。飛行機の新聞でも同じでした。 |
激しい雨と急峻な山。 |
先程同じ落石除けが |
玩具同様に崩壊 |
自然の厳しさと |
山岳民族の生活の |
苦しさを感じた。 |
写真は随分間引いて掲載しています。
途中で沢山の道路の復旧工事や |
崩落したぞっとするような光景を見ました。 |
多雨の台湾での山岳ドライブの危険を承知でこのルートを選びました。 |
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確かに交通量は少なかったですが数台の自家用車とすれ違いました。 |
日月潭→台中→ 嘉義→阿里山の移動時間と費用を考えるとはるかに経済的で珍しい風景を見られます。 |
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この少し前に阿里山鉄道で大陸からの中国人が事故を起こし運休していました。
阿里山森林鉄道もいいですね。 |
熱帯の島で北海道のような気候を体験し、山岳ドライブの楽しさをも体験できるのは本当に素晴らしいと思いました。 |
この旅で特に印象深く学んだこと
九族文化村を見学して台湾や日本の古代人について興味を持ちました。
また、国道21号線を縦走して台湾の地質や地形と気候に興味を抱きました。 |
今回の台湾旅行は本当に有意義で勉強になりました。同じコースをもう一度廻っても興味は尽きないでしよう。
しかし、台湾東部南部には素晴らしい原住民の文化遺跡があります。是非行ってみたいと思います。 |
写真はなかったですがタクシードライバーは埔里在住の少数民族の男性でした。
昼食を誘うと道教だから雑穀料理しか食べられないと言うことでした。
台湾中国には色んな宗教があるんだと思いました。
日本で13000円のタクシー代は値打ちがないが |
台湾では高価値。
ドライバーは、早朝から家に帰り着く深夜まで崩落の危険性のある山道を往復走行。
それを僅かな料金でしてもらえるのは大変ありがたいことだと思いました。
素晴らしい旅行が出来たことに感謝します。
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