陰陽海陰陽海は黄金瀑布に湧出する地下水が海の中に湧出している海岸のこと。 |
瑞芳から九分・金瓜石・黄金瀑布を通り東シナ海に出てしまったので、もう一度、基隆から瑞芳へ大回りして戻ります。 |
まず、ガソリンスタンドに入って給油。台湾のスタンドはちょっと変わってる。 |
それにしても、ガソリンの安いこと。1リットル100円ほどです。所得からすると300円くらいになるのかな |
日本ではきっと悪い人が間で山ほど儲けているんでしょうね。 |
トンネルを抜けると瑞芳。 |
瑞芳(ずいほう)九分・金瓜石への窓口。日本語案内板や日本語ボランティア多数の駅です。 |
瑞方は東に九分などの金山の鉱物資源。 |
南に優良な石炭鉱脈が続く、宜蘭線・平渓線の沿線です。 |
つまりこの辺りは過去の台湾の鉱工業の原動力の地域でした。 |
太魯閣(タロコ)号鉄道ファンに人気
台北発花蓮行き特急列車です |
煤鑛博物園区
(Houtong石炭博物館) |
猴が候の旧字で猿の意味なので猿の看板です。でも、近年この町は猫村で有名です(笑) |
この付近は巨大な炭坑跡地で沢山の旧炭坑の老朽施設が多数。しかし、この石炭博物館は地図になく、 |
博物館内撮影禁止のため写真がありません。残念です。ここは公立博物館。 |
旧炭坑入り口ここよりも平渓線十分駅北側にある台湾煤鑛博物園区がトロッコに乗って見学するので有名。 |
運煤橋これは有名な石炭運搬用アーチ橋です。現在通行不可 |
大変老朽化しています |
平渓線はこの沿線で産出する石炭を運ぶための鉱山鉄道でした。 |
台湾では木材バナナやサトウキビなどを運ぶための鉄道も建設されました。 |
いかに豊かな産業が実ったかがわかります。 |
十分瀑布平渓線最大の観光地 |
この先に無料駐車場があります。 |
台湾のテレビクルーが撮影を終えて帰るところでした。 |
滝まで十分?滝までの道すがらは、とても美しい風景です。 |
しかもとても変化に富んでいます。自然も人工物も人も |
この道中も最高 |
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この吊り橋は、滝見客のためだけに架橋された橋です |
考えてみるととても贅沢な橋ですね。 |
滝まで道がないと聞いてましたが真実は道が作れない地形 |
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日本なら考えられないが、列車が配慮して運行しています |
強烈な暑さ。ドラえもんの扇風機も使わずヘトヘトの坊や |
歩道を分離する余地がなく。柵を作る意味がなく。景観悪化を招くだけ |
十分瀑布入り口観光客の良識で保たれるかろうじての風景 |
入場券売り場宗教施設ではないのに何故か急に仏像が登場。台湾人の習慣? |
入り口の向かい側では断崖に掛出で木造カフェを建設中 |
すみません |
十分瀑布幅40m高さ20m台湾のナイヤガラとも言われる |
我が通訳さんとドライバーさんです。大変楽しい旅を提供して頂きました |
暖湿気流が流入しやすいこの地域は多雨地域です。 |
そのために、この水量が維持されています |
雨期には更に激しい流れが見られるようです |
滝壺が大変大きく広く、見事な風景を形作っています |
ここが最初の滝壺だったんですね |
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滝壺に降りる |
私、ここの動画を撮り忘れています(笑) |
圧倒的な迫力でしたが、写真にすると小さく感じられます |
この滝は基隆川です。上流に向かいます |
基隆河基隆河は昔から大量の砂金がとれることで有名でした |
きっとここの滝壺周辺でも沢山の砂金採りが板を揺すっていたでしょう |
高純度の石炭国宝級石炭盗るなと書かれています。ここにも炭坑がありました |
匂いを嗅いでも純度の高い、いい匂いがしました |
ポットホール甌穴砂岩の河底に無数の穴が |
段差のある河床では軟らかい崖を浸食して洞穴が出来ています |
台湾鉄道(台鐵)台鐵の軌道幅(軌間)は日本と同じ1067oのナローゲージです |
十分駅へ十分駅と瀑布は別の場所。まず大華駅付近から瀑布見学をして |
十分駅・十分老街に行きます。逆にするとタクシーもありません。 |
間違えて、逆にして、困っている日本人を見ました |
十分老街十分駅東側に線路を挟んだ両側に広がる商店街で有名です |
商店街は今では観光客相手の土産物・飲食店などが主流。 |
列車の通過時は警笛と列車の徐行で安全を確保しています |
線路の片側には植え込みポットが置かれ、きっと安全確保がしやすいでしょう |
天燈屋さん天燈飛ばしはこの付近独特の風習です。多雨で山火事にならない |
毎年2月下旬に十分老街を中心に平渓天燈祭り「放天燈」が開催されます |
ここの天燈屋ではお金を払えばいつでも飛ばせます |
天燈とばし何やら呪文を唱えて?飛ばしています |
時には失敗することもあり、熱気球に火が入って燃えていました |
一つ300円くらいです。色にも意味がありそれによって値段も違います |
十分駅また、竹筒に願いごとを書くのもこの辺り独特の風習です「許願筒」 |
許願筒ただぶら下がっているだけでなくみんなが触ってガラガラ音を立ててくれるのがよいようです。 |
十分駅列車が来てもこなくてもこの日は平日にもかかわらず人でいっぱいでした。超有名観光地です |
鐵道藝廊ってなに?鐵道グッズがいっぱいのお店。若い店主がiPADで会話を試みてくれました。 |
多くの車両が十分行きです。終点の青桐には半分ほどしか行きません。 |
平渓線特有の車両ではなく、東部幹線ではよく走っている車両のようです。↑このリンク最高 |
私は鐵道マニアではありません。が、台湾観光では鐵道も有名です。
懐かしい駅弁売りも平渓線瑞芳駅、阿里山森林鉄道嘉義駅で行われています。売り声も「弁当ー!biento-」で、若いお嬢さんが売っているようです。 |