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和平島の位置

 ちょこっと動画
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十分瀑布 天燈上げ 十分老街をゆく平渓線  線路の両側に商店街が発達し、日本なら危険だと思いますが、珍しい光景です。
  平渓線の魅力は
 大華駅から十分瀑布までの間の線路のそばを歩く道程やこの十分老街の光景など
 柵なしで運行されている鐵道の様子も重要なポイントです。


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 台湾 台北周辺ロケ地を巡る旅A 2011.07.26撮影

         平渓線沿線〜基隆周辺    周辺観光地

              台湾でも鉄道ファンが多くローカル線も大変なブームです。
             台北近郊の便利さもあり有名な観光地の平渓線沿線は、
             数多くの映画やドラマのロケ地としても知られています。 
                          「台北飄雪」邦題「台北に舞う雪」 「恋々風塵」邦題「オーギュスタン/恋々風塵」など

 1.平渓線沿線の旅
   
−陰陽海・候トウ・石炭博物館・十分瀑布・十分駅・天燈・天燈祭り−
陰陽海黄金瀑布に湧出する地下水が海の中に湧出している海岸のこと。 瑞芳から九分・金瓜石・黄金瀑布を通り東シナ海に出てしまったので、もう一度、基隆から瑞芳へ大回りして戻ります。 まず、ガソリンスタンドに入って給油。台湾のスタンドはちょっと変わってる。 それにしても、ガソリンの安いこと。1リットル100円ほどです。所得からすると300円くらいになるのかな 日本ではきっと悪い人が間で山ほど儲けているんでしょうね。 トンネルを抜けると瑞芳
瑞芳(ずいほう)九分・金瓜石への窓口。日本語案内板や日本語ボランティア多数の駅です。 瑞方は東に九分などの金山の鉱物資源。 南に優良な石炭鉱脈が続く、宜蘭線・平渓線の沿線です。 つまりこの辺りは過去の台湾の鉱工業の原動力の地域でした。 太魯閣(タロコ)号鉄道ファンに人気
台北発花蓮行き特急列車です
煤鑛博物園区
(Houtong石炭博物館)
が候の旧字で猿の意味なので猿の看板です。でも、近年この町は有名です(笑) この付近は巨大な炭坑跡地で沢山の旧炭坑の老朽施設が多数。しかし、この石炭博物館は地図になく、 博物館内撮影禁止のため写真がありません。残念です。ここは公立博物館。 旧炭坑入り口ここよりも平渓線十分駅北側にある台湾煤鑛博物園区がトロッコに乗って見学するので有名。 運煤橋これは有名な石炭運搬用アーチ橋です。現在通行不可 大変老朽化しています
平渓線はこの沿線で産出する石炭を運ぶための鉱山鉄道でした。 台湾では木材バナナやサトウキビなどを運ぶための鉄道も建設されました。 いかに豊かな産業が実ったかがわかります。 十分瀑布平渓線最大の観光地 この先に無料駐車場があります。 台湾のテレビクルーが撮影を終えて帰るところでした。
滝まで十分?滝までのすがらは、とても美しい風景です。 しかもとても変化に富んでいます。自然も人工物も人も
この道中も最高
この吊り橋は、滝見客のためだけに架橋された橋です 考えてみるととても贅沢な橋ですね。
滝まで道がないと聞いてましたが真実は道が作れない地形 日本なら考えられないが、列車が配慮して運行しています 強烈な暑さ。ドラえもんの扇風機も使わずヘトヘトの坊や 歩道を分離する余地がなく。柵を作る意味がなく。景観悪化を招くだけ 十分瀑布入り口観光客の良識で保たれるかろうじての風景
入場券売り場宗教施設ではないのに何故か急に仏像が登場。台湾人の習慣? 入り口の向かい側では断崖に掛出で木造カフェを建設中 すみません 十分瀑布幅40m高さ20m台湾のナイヤガラとも言われる 我が通訳さんとドライバーさんです。大変楽しい旅を提供して頂きました 暖湿気流が流入しやすいこの地域は多雨地域です。
そのために、この水量が維持されています 雨期には更に激しい流れが見られるようです 滝壺が大変大きく広く、見事な風景を形作っています ここが最初の滝壺だったんですね 滝壺に降りる
私、ここの動画を撮り忘れています(笑) 圧倒的な迫力でしたが、写真にすると小さく感じられます この滝は基隆川です。上流に向かいます 基隆河基隆河は昔から大量の砂金がとれることで有名でした きっとここの滝壺周辺でも沢山の砂金採りが板を揺すっていたでしょう 高純度の石炭国宝級石炭盗るなと書かれています。ここにも炭坑がありました
匂いを嗅いでも純度の高い、いい匂いがしました ポットホール甌穴砂岩の河底に無数の穴が 段差のある河床では軟らかい崖を浸食して洞穴が出来ています 台湾鉄道(台鐵)台鐵の軌道幅(軌間)は日本と同じ1067oのナローゲージです 十分駅へ十分駅と瀑布は別の場所。まず大華駅付近から瀑布見学をして 十分駅・十分老街に行きます。逆にするとタクシーもありません。
間違えて、逆にして、困っている日本人を見ました 十分老十分駅東側に線路を挟んだ両側に広がる商店街で有名です 商店街は今では観光客相手の土産物・飲食店などが主流。 列車の通過時は警笛と列車の徐行で安全を確保しています 線路の片側には植え込みポットが置かれ、きっと安全確保がしやすいでしょう 天燈屋さん天燈飛ばしはこの付近独特の風習です。多雨で山火事にならない
毎年2月下旬に十分老街を中心に平渓天燈祭り放天」が催されます ここの天燈屋ではお金を払えばいつでも飛ばせます 天燈とばし何やら呪文を唱えて?飛ばしています 時には失敗することもあり、熱気球に火が入って燃えていました 一つ300円くらいです。色にも意味がありそれによって値段も違います 十分駅また、竹筒に願いごとを書くのもこの辺り独特の風習です「許願筒」
許願ただぶら下がっているだけでなくみんなが触ってガラガラ音を立ててくれるのがよいようです。 十分駅列車が来てもこなくてもこの日は平日にもかかわらず人でいっぱいでした。超有名観光地です 鐵道藝廊ってなに?鐵道グッズがいっぱいのお店。若い店主がiPADで会話を試みてくれました。 多くの車両が十分行きです。終点の青桐には半分ほどしか行きません。 平渓線特有の車両ではなく、東部幹線はよ走っている車両のようです。↑このリンク最高  私は鐵道マニアではありません。が、台湾観光では鐵道も有名です。
 懐かしい駅弁売りも平渓線瑞芳駅、阿里山森林鉄道嘉義駅で行われています。売り声も「弁当ー!biento-」で、若いお嬢さんが売っているようです。
 2.菁桐(せいとう Jingtong ジントン)
     映画北飄」(日本題名 台北に舞う雪) の舞台でありまた、沢山の華流ドラマのロケ地や舞台になりまた。

     平渓線の終着駅です。ここも巨大炭田で、台湾煤鑛博物園区(台湾石炭博物館 個人経営のテーマパーク)があります。
平渓(Pinsy)十分と菁桐の間にある駅ですね 菁桐老街平渓線周辺は地形的に雨が多いが、この日は快晴猛暑でした 映画北飄」の挿入歌に冬の台北は雨ばかりと歌われ 映画の全体が湿潤で雨と苔むした風情が強調されていました。 菁桐駅台湾に残る数少ない日本式駅舎の一つです。 石炭ポケット貨車に石炭を一気に落として積み込む施設ですね
大きな改札口です まさにあの映画はここから始まったのです ヒロインと主人公がすれ違ったのがここ。雲南美食?
1980年代に平渓線沿線の石炭の採掘が終了しました。
以後30年間廃村にもならずよく持ちこたえたと想います 下のリンクは音楽付き
中文HPリンク
観光客相手の食堂や土産物屋などがでもあの向こうは閉店。 観光客がお金を落とす物がない。日本ならご当地饅頭や煎餅 雲南料理が名物?台湾と雲南少数民族の特別な関係があった 映画の中の様に趣のある店ですがロケセットかな 廃屋ではなく、よく手入れされた建物です ロケセットの建物でした。いい雰囲気でした。
恋愛映画のロケ地として有名で、また珍しい許願筒の風習がある。 この二つを結びつけて台湾観光局が編み出したのが 近年結婚と結びつけた観光キャンペーンが行われ、このような衣装での撮影が 街中で行われていました。どんなポスターが出来るでしょう これは元の鉄道施設もこんな状態に。
許願筒のキャンペーンが行われたのでしょう真新しい筒が沢山 平渓線気動車石炭ポケットを背景に素晴らしい光景です 列車が到着すると大量の観光客が降りてきました しばらくの間その辺の写真を撮りしゃべりまくっていましたが
案内板に見入る老婆いつの間にか人がいなくなっていました この辺りに何か観光スポットがあったのかなと思いました 情人橋きっとこの向こうに住居地域があったのかも
恋人橋と訳すべきか
カラオケ
←熱帯の椰子の木がふつうにある風景って凄く憧れていました
列車は間もなく出発です。乗客はほんの少しになりました 走る平渓線としばらく併走しました 子供の頃を思い出すような 楽しいひとときでした この写真にあるのは、ほとんどがお守りです。 手首に巻いてるのも、バックミラーにぶら下がっているのも!!
 3.基隆(きりゅうKeelung わへいじま)  和平島とよく似た観光地野柳質公
新北市瑞芳です。台湾はバイパスが発達していてます。 トンネルを抜けると 基隆市keelung日本人になじみ深い基隆市です。戦前戦後を通じて 日本の主要な港から貨客船がこの港につながっていました。 和平島基隆港の突端にあり天然の防波堤となっているのが和平島です
平島には、浜海公園和平島天顕宮
観光魚市場写真はとばしましたが宗教施設があります 現在一部を閉鎖して整備工事が行われていました。 どこにでも宗教施設を作るのは台湾の習慣かな私にはぷーちぃだお 岩怪石の島この島の奇岩怪石は火山の作用ではない そうです。沖縄県久米島や高知県足摺岬等に見られるような 海底火山から吹き出した枕状溶岩や玄武岩の柱状節理が
風化した物のように見えますがそうではなく、
藩字洞砂岩と礫が波の海蝕による風化を受けこのような形になったそうです 豆腐岩、千畳敷、獅子頭岩などや 萬人堆という奇岩群、藩字洞という洞窟などがあります 01 02 03 04 05
ほんの少し台湾を旅行しただけですが 本当に各地に地学的な興味をそそる風景と 原住民の文化に民俗学的な関心をよりいっそう高めました 日本より興味深いところです 基隆市内古い貿易都市。街並みにも人々の多忙さが表れているのかな 台湾のほとんどの街がこんな感じですね。建物の構造。
基隆港国際貿易港として大繁栄を遂げています 広大な港湾施設のほんの一部を通過しています コンテナヤードが延々続いています 素晴らしい港湾施設です。 コンテナ船が入ってますね。 基隆軍港歩哨が立っているのは珍しい
台湾ではこれだ。どこにでもちょうちん。 台湾の風景の特徴の一つはちょうちん 夕食基隆市内で日本食の定食屋がありました。嬉しかったので

3人で3種類四食分摂りました。日本食の定食屋なのに日本人客は珍しいようです。

高級日本食料亭と違い、台湾人相手の店。だから日本人が迷い込むのは珍しい。

二人の日本通の台湾女性にも受けて店も満足模様。台湾に日本食がしっかり定着しています。
焼き肉定食日本食への誤解もなく完全に日本食でした。とても美味でした。 海鮮丼定食台湾でも高級食材のイクラやウニなどが平然と載せてあります。 焼き鯖定食値段が7〜800円でお安く夕食を頂けました。
素晴らしい今日一日を過ごせました。
この後基隆から台北に移動。明日は台北観光です。