九分の早朝
朝6時に街を散歩。
平日です。早くから路線バスが運行。 |
昨夜の基隆漁港体感気温27℃海が近く山の上だから過ごしやすい。 |
九分老街隣のセブンイレブンが老街入り口の目印です |
看板を見ると日本人観光客がいかに多いかよくわかりますね |
早朝の九分人通りの多い日中か
提灯の映える夜かが
紹介されますが |
誰もいない早朝
やたら人慣れして大人しい犬と猫が多い街です |
古い通りは狭い。向かいの住人の息づかいまで伝わってきそう |
頼阿婆芋圓有名なスイーツ屋さん
一軒だけ早朝から仕込みをしていた |
九分茶坊ここは有名な九分茶坊
日本のテレビ取材やロケが頻繁 |
九分茶坊 |
眺望ここは海が大変美しい
それを売りにした店が多い |
このお店も高くからの俯瞰が自慢の喫茶店
しかし |
その秘密は断崖に立つ地上三階だったのです |
大変切り立った断崖に極端な建築方法で商店街や人家を建設 |
味がありますね
この風情
古色がよく出ています |
豎崎路
超有名観光スポットここが最も有名な観光スポット |
阿妹茶楼
(阿妹茶酒館)カフェ&茶芸館です |
「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルとして有名です |
本来この店は鉱山用の機械道具を製造販売していたそうです |
九分の歴史九分と隣町の
金瓜石(kinkaseki)は |
元は金鉱山で、その作業員の歓楽街として発達した街 |
従って、飲食店から
遊郭まで。あらゆる商家が並んでいた |
日本人観光客は台北とその周辺だけを駆け足で周遊する |
従ってここには大量の日本人が訪れ、街の至る所に |
日本語で書かれた看板案内板などが多数存在します |
また、多くの店で
日本語会話が可能
日本語メニューが存在 |
上手な九分旅行九分は午後遅い時間からやってきて |
街中を散策し、お店でつまみ食いし、茶芸館に入って楽しみ |
夜の帳が降りると
提灯の灯りが綺麗な街を散策し |
急峻な山の斜面に張り付いた家々の夜景を眺めて帰りたい |
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金瓜石と九分地域の
金鉱脈は1970代に尽きています |
金鉱山のあるところは岩盤が強固で、このような急斜面でも |
土砂崩れなどの災害の心配がなく安心です |
:原住民の店ケタガラン族の王安尼さんの店。安尼は雲南省の少数民族です。間違えました。 |
台湾原住民は5万年前からr住んでいる。四百年前にやってきた漢人との協調がやっとでき始めたようです |
どこの国でも先住民との対立と差別は大変なものがあります。 |
九分の地形がよくわかると思いますほぼ垂直の断崖です |
この展望台の下は断崖 |
断崖の上からの眺望は素晴らしい |
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民宿 馬克村荘入り口の扉は2.5mあります。内部の作りから以前の商売からの転職ですね 日本語で予約可 |
欄花茶場面飛びました
通訳さんの御友人が仕事を休んで道案内に来て下さいました。 |
それだけで多謝のところお土産に欄の花弁のお茶を頂きました。
凄い 花茶だ |
花茶は中国古来の高級茶。珠蘭花茶、桂花茶、菊花茶、ジャスミン茶など |
九分老街入り口ここはヘアピンカーブの山道で見通しが悪く |
おまけに交通量があり渋滞の激しい所です
バス停はすぐそこ |
派手な外装のバスですね |
九分から少し登ると、隣町、山一つ超えるのですが |
そこが金瓜石。日本では九分だけがクローズアップされていますが |
なぜ九分が急斜面に街が形成されたかがわかります |
従って、九分観光は金瓜石観光と併せて行うのがよいと思う |
金瓜石近年整備された元金鉱山は、九分とは全く違う雰囲気で |
金瓜石とても美しい町並みと歴史を感じさせます。 |
四連棟(四軒長屋)鉱山開発は日本企業が行いました
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従って、日本人が住んだ日本式家屋が綺麗に整備されて保存されています |
九分でも多くの日本人商店がありましたが1945年に日本人が引き上げ、その後 |
四軒長屋見取り図台湾人が引き継いだ経緯があります。
台湾映画→ |
三毛菊次郎宅
工場長宅
「海角七号/君想う、国境の南」 |
金瓜石は地名
本山金鑛石は何本もあった採掘坑道のなかの現存する名前 |
日式建築を復元したのは |
なんと警察官派出所
これ、日本語がそのまま使われています |
日本統治以前の台湾は未開発の地域でした |
台湾総督府は治水事業や電源開発による産業の育成に努めた。 |
これにより台湾に農業と近代産業の基礎が確立した。 |
1945年以降の独立後も着実な発展を遂げることとなった。 |
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日本的な格子戸 |
この金鉱山もその経済活動の一環 |
金製アクセサリ展示室 |
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案内板沢山の観光施設が整備されています |
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金鉱山跡金瓜石金鉱山は鉱石の採鉱から |
選鉱・冶金・精錬までの全てがここで行われていました |
金瓜石十三層遺跡と呼ばれる施設がそれです |
残念ながら私はこれを旧鉱山住宅跡地だろうとおもい |
写真も撮らずしっかり観察もしませんでした。残念 |
金の抽出には熱融解、電気分解、化学的溶解などがあるが |
巨大なエアーコンプレッサー |
その後に大量の廃棄物(鉱滓)が出るが、見当たらない。 |
ただ当時の写真から相当な鉱毒が出ていたことがわかる |
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坑道入り口本山玉坑という名の坑道 見学できます |
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金瓜石から山を下り、北に向かう。周囲の山肌と樹木にも注目 |
撮影モデルとガイドとドライバーまで行って頂いています |
基隆の海が見えてきました |
黄金滝この滝は河川から崩落する滝ではなく、山肌の地層の間から大量の水が流れ出しています |
地下水には様々な金属が含まれその酸化還元反応と、金属バクテリアの作用でこのような色になりました |
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九分・金瓜石の地質は岩盤が直接露出の堅固な地盤で、土砂崩れの心配はありません。 |
金鉱石の熱融解には石炭が必要だが、なんと恵まれたことに、
このすぐ近くに大きな炭坑があるのです。 |
鉱山の立地条件としては最高ですね。 |
その炭坑は平渓線沿線にあり、観光地としても、ロケ地としても有名なところです。
次回そこへ行きます。 |