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世界遺産 中城城跡(Nakagusuku-jou-ato)    写真と文 まさと

  中城城は沖縄サミットにあわせて首里城などと共に日本最初の世界遺産に指定された史跡です。
 多分に国策イメージがああります。(笑)

        中城城見取り図 ←これを参照しながらご覧ください   参照HP 01 02
中城城裏門方向駐車場から最も近く、ここから入るのが一般的かも 炎天下の沖縄で長い迂回路を通って正門に回るには 体力と勇気がいります。
(笑)
三の郭(san-no-kuruwa)この石組みの上に内地の城郭のような土塀や建物はありませんでした。 また、首里城正殿のような建物があったと想像するのも間違いです。
単なる石垣で所々に見張り小屋があった程度です この広場は城外で、名称使用目的は説明なし 中城城裏門裏門を入ると北の郭 この門の上には見張り小屋があったようです 石門で切り取られた空間がここで最も美しい景観

左の階段は三の郭へ
右の通路は西の郭へ
三の郭への階段この付近は味わったことのない空間構成です。 石組みの空間に大変な緊張感があります。 石垣の上部はこのように細く人一人が歩ける程度
一の郭への門随分と石組みの痛みが目立ってきます 二の郭内の広場 現在発掘調査が行われていました 排水溝とトレイのように見えました でも本当は何でしょう?トイレには豚を飼ってたはず
かまど跡でしょうか 二の郭内の景観石垣が直線的でなく 曲線が多いのが琉球の城郭建築の特徴ですね その方が作りやすかったのか、守りやすいのか 私はこの曲線の違和感が好きです(笑)
こちらも発掘の跡でしょうね 石垣に反り返りがないのはそんな攻撃はしなかったのかも なんだか崩れそうな感じですね 一の郭へ苔生して風化した琉球石灰岩の色がいいです 一の郭の広場
南の郭への門随分綺麗に修復されています 拝所 正門
カンジャーガマ(鍛冶屋跡) 一度外に出て もう一度入ると北の郭でした
正面は最初に通った裏門 三の郭の広場です  正直、ちっとも面白みがなく、すぐに飽きて、どうだっていいやという気分になっしまいました。
やはり、首里城を見る方が面白いですね。

 同じく世界遺産に登録された首里城や屋久島、知床は膨大な数の観光客が押し寄せている。
 この日、私が出会った見学者は二組だけでたいへん写真が撮りやすかった。

  世界遺産に指定されれば、どこでも大変な数の観光客が押し寄せると考え、町おこし村おこしを図ろうとする動きもあるが、
 日本の歴史遺産など諸外国に比べればちゃちなものである。価値や評価を客観的に見つめ直す目を持たなければお恥ずかしいことになる。
 島根県の投入堂など、中国に行けばもっと壮大、もっと華麗なものがごく普通にあり、
評価に値する物ではないことを知らねばならない。
 世界遺産に指定。しかし、誰も来ない。村おこしで一儲けを企んでも、そうはいかないのだ。