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函館 トラピスト修道院トラピスチヌ修道院男爵資料館            写真と文 ホワイトエネミィ

   かつて北海道といえばバター飴にホワイトチョコレートでした。
  北海道が持つ魅力の一つにノスタルジックな近代西欧文明の痕跡が伺えることがあります。

   これら近代の北海道を作り上げたもの、それに強い影響を与えたもの、の一つに修道院があります。
  そして、ロコモービルや男爵いもなどもまた、現代に記憶される近代北海道のイメージではないでしょうか。

   開拓時代の北海道を少し覗いてみましょう。

江差湾
川田男爵はNHKドラマになりました。
川田男爵資料館北海道に欧米的農業を持ち込んだ先駆者。 資料館の横には北海道らしい美しい雑草が生えて まるで今にもハイジが飛び出してきそうです。 資料館(旧納屋)内部蒸気耕耘機(ロコトラクター)
正装の紳士は男爵の子孫で資料館館長です。品格のある方です。 納屋の内部構造が大変よくわかります。すごい!! ロコモービル蒸気自動車資料館最大の目玉です。復元修理されています。 この時代はまだ全て外燃機関だったんですね。 自動車なんて第一次大戦頃からなんですね
古い農機具は沢山あり、開拓史がよくわかりました。 とても興味深いもので面白かったです。 当別トラピスト修道院男爵資料館の近所にあり、男爵も晩年洗礼を受けられたそうです。 当然非公開で静謐な祈りの場でした。よく手入れされた院内でした。 正面の鉄格子の間から撮影しました。お祈りの時間かな?
朴の大木が人の顔ぐらいの葉をつけていました。 売店がありましたが撮影は遠慮しました。 観光バスの中でガイド氏がお土産を。腕の数珠はストレス回避? 北海道美人のガイド氏
極寒の北海道はこの面構えでないと乗り切れない
路面電車函館は路面電車の街。色とりどりの車両が行き交う
今も尚路面電車があるのは、きっと とてものんびりした街なんでしょう。 トラピスチヌ修道院函館市内の交通量の多いところにあります とても近代的なテーマパークの感があります。 修道院というより女子大学のキャンパスですね。
よく手入れされたお城のような庭園。 きっと早朝に作業されるんでしょう。 当然こちらも非公開で素敵な外観の建物だけを拝観 路面電車やバスで来た場合は坂道をかなり登らなければなりません。 でも、それだけの価値はあるかもね。
 函館市内から離れ
定期観光バスが訪れるぐらいのトラピスト修道院と違って
 こちらは大変な数の観光客です。

 きっと、修行にはならないかもしれません。
 
 男爵資料館

 北海道開拓史の一端をかいま見ることのできる
この素晴らしい資料館も、

 NHKの放送から年を経て次第にまた忘れ去られはじめています。
 資料館の館長さんは、
訪れた観光客にアンケートを依頼し、

 どのようにこの資料館を運営すればよいかを尋ねておられます。

 残念なことに集客力に乏しいようです。
 しかし、頂いた男爵いもの塩ゆでは大変おいしく、随分ほかでは味わえない新鮮さでした。

 皆さんも何かお知恵があれば提言して応援してあげてください。