[戻る]

松江城と堀めぐり       写真と文 ホワイトエネミィ&まさと

    大きな湖、宍道湖が日本海に注ぐ出口にあたるところに長大な砂州があり(この砂州は函館山と北海道を結ぶものより大きい)
   その付け根に松江市がある。従って、堀には宍道湖の水をそのまま引き込み福岡県柳川市のような水郷の雰囲気を持っている。
    古来よりの海運・交通・物資の集散地としての要所として栄えてきた。
    それは現在も変わらず、西日本の日本海側で最大の都市で、商業・工業の中心地であるとともに、
   広大な平野と豊富な水を背景に、農産物の一大生産地でもある。
堀めぐり乗船場は駐車場近く 大変な数のボートです 宍道湖と繋がる堀は水質 もよく遊覧に適している 石垣に架かる橋をくぐると
歴史を積んだ人工の 水郷が自然景観のように 広がる。 水取りが遊び 心落ち着く空間である
やがて右手に現代と 近代の建物群が現れ
現代の橋に古色を施し、 まちまちな建築が行われた橋をくぐるために なんとこのボートの屋根は 電動で昇降するのです。 大正・昭和初期の商家
柳並木が美しく水面に映え 屋根は最大限下がって
ペチャンコに
大正レトロと言うので しょうか。
船頭さんの安来節に 乗客は一同大拍手
やがて船は江戸に入り 松江城の姿が見え始め
観光客が愛嬌を振りまく カワウが一羽 武家屋敷群が見え始め 堀廻は最高潮に達します
武家屋敷群の中には 小泉八雲旧宅もあります
(ラフカディオ・ハーン)
水面に白壁が映えて きれいです。 波紋が何ともいえません。
松江城堀巡り後さきほどの
橋を渡って城へ。
こちらは近道ですが
裏口になります
城門から入りくねくねと 曲がる石段を登って 加藤清正形式の黒い
城郭が正面に!美しい! 天守閣への登閣口
嘗ての青銅製しびが 天守閣から松江市周辺
鉄の本場出雲では
創建より数百年経った
今でも朽ち果てずに鎧戸が守っています このアングルが好きです 城郭の中に立派な邸宅
があり高級ブランド品を
身につけた方が住んでいました。

 国宝の中に住めるのは嘗ての城主の末裔の方かなぁ。
 すばらしく豊かな自然の中に住めて羨ましいですね。
 ただ、少々物騒かもしれません。